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突然なんですけど 核兵器の平和利用の方法は何かありませんか ふかやま |
TETSU29
はっきり言って冗談ですが(笑)。
豆腐ヨーカン
運河掘削とかで使用しないかという…
提案は一度も実行に移されていませんが、多分、かなり問題があったんじゃないかと想像します(残留放射線以外の問題だと想像)
ooi
ありがちネタですが、今のところクライシスを回避可能な技術は他にないでしょう。
(どれほどの威力を集積すれば良いのかは知りませんが)
勝井
旧ソビエトでは、土木利用があったみたいですよ。
例えば、50年代(かな?)カザフスタンで行われた「処女地開拓計画」において、灌漑用の貯水池建設に核兵器を利用している様が、「世紀を越えて 地球・豊かさの限界」の「第二集 大地は人をどこまで養えるか」で紹介されています。
mikey
この件でしたら、核兵器の必要の有無は、衝突までに要する時間により異なる様で、
時間的余裕が 数十年〜100年ある場合は、人工衛星(人工惑星?)をぶつける事で事足りる様です。
例えば、「日経サイエンス2000年8月号」の「小惑星の地球衝突に備える」という記事に、下記の様な記述があります。
「直径500mの小惑星が地球衝突の 100年前に見つかった場合、重さ 34.3tの衛星を衝突させれば、軌道をそらすことができる。」
なお、直径500mの小惑星衝突時のエネルギーは、 TNT火薬換算で約13,000メガトン、予想されうる被害規模は「全面核戦争後の『核の冬』と同規模の気象異常」だそうです。
mikey
核兵器を土木工事に使ってはどうか、とギリシャのフレデリカ王妃に提案すると、王妃答えて曰く、「ご提案ありがとうございます、テラー博士。しかしギリシャには、廃墟はもう十分にありますので」
他にも、太陽の向こうで炸裂させればアインシュタインの一般相対性理論を検証できるとか、月で炸裂させれば科学的成分を調べられる、とか言っているそうです。対小惑星用の核をつくろうと音頭をとっているのもこの人だとか。今年93歳だけど、まだ元気なのかしらん。
バトゥ
アメリカでは、似たような計画がありました。竜巻を核兵器で吹っ飛ばそうというものです。
アメリカでは、竜巻は深刻な問題です。学校では、竜巻訓練をするとか。
そこで1950年代に考え出されたのが、竜巻を核兵器で迎撃するアイディア。全米をカバーする気象レーダーで竜巻を察知。核兵器を搭載した戦闘機が現場に急行し、核爆弾を投下。そのエネルギーで竜巻を鎮圧しよう、という壮大なものです。
もっとも、このアイディアは机上の空論でしかなく、実現はしませんでした。そもそも、竜巻のエネルギーって絶大なものですからね。核兵器では相殺できません。
ツカドン
宇宙船の後ろで爆発させて、その衝撃波をシールドで受けて一気に加速しよう
と言う恐ろしい構想です。
taka
しかし「打ち上げ時に地球を破壊してしまう」など致命的問題について解決を見ず、化学燃料を使うアポロ計画の方が有望視され(当たり前といえば当たり前)オリオン計画はキャンセルされたようです。
http://www.webcreations.com/ptm/orion.htm
http://www.upei.ca/~physics/p261/projects/spaceprop/NUKE.HTM
ささき
もちろん、宇宙空間で建造して宇宙空間で作動させるわけです。構造的にも質量的にも、地表から発射するわけにはいかないものになるでしょうし。
ただ、これが今ある核兵器の処理方法として使えるかどうかはわかりません。前掲書でもそういう想定ではありませんし、原爆(核分裂爆弾)を使うタイプはそれほど効率がよくない、ともありました。
大名死亡
豆腐ヨーカン
ノースバーグ