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SOCOMPISTOLのテストでCOLTは敗れてしまいましたが、COLTのどこがいけなかったのでしょうか?個人的にはCOLTSOCOMの方が使いやすそうだと思うんですが…。 ブッス大統領 |
コルト社案は、コルト・ダブル・イーグルに似た外観で、ロータリー・バレル・ロッキングによるショート・リコイルを採用、口径.45ACPでマガジンは10発容量のシングル・ローでした。ピストル本体は全長249mm・重量1.87kg(装弾時)。サイレンサーはナイツ・アーマメント社製で全長180mm・重量397g、レーザー・モジュールはS−トロン社製で重量687gでした。
一方、H&K社案は、USPピストルを改良大型化したもので、自社開発のサイレンサーとインサイト・テクノロジー社製レーザー・モジュールを装備していました。
SOCOMピストル計画のトライアルは、両社案がそれぞれ30挺ずつ試作されてフェイズ1(1991年末〜1993年3月)でテストされ、結果H&K社案が優れているとしてフェイズ2(1994年)に進み、改良の末、1995年11月のフェイズ3をもって正式採用&契約となりました。
コルト社案が敗れた理由ですが、トライアルの内容については定かではありませんが、端的に言えば、H&K社案の方がコルト社案より総合的に優れていると米軍が判断したからです。
なお、手元の資料によれば、米軍が提示したSOCOMピストルの要求性能は以下の通りでした。
1/.45ACP弾薬を使用。
2/ピストルの耐久性について、スライドとフレームが.45ACP+P弾60,000発の発射に耐えられること。30,000発までの発射で部品破損や交換が必要ないこと。
3/サイレンサーと夜間戦闘装置(レーザー・モジュール等)を装着して使用できること。
4/ピストルの寸法・重量について、サイレンサーを装着しない状態で全長25cm・重量1.5kg以内、サイレンサーを装着し弾薬10発を装填した状態で全長40cm・重量2.5kg以内であること。全高15cm・最大幅3.5cm以内であること。
5/ダブル・アクション&シングル・アクションによる射撃が可能であること。トリガー・プルはダブル・アクション時3.6〜6.4kg、シングル・アクション時1.36〜2.27kgであること。
6/セフティはフレーム側に設定し、左右両側に操作できること。また、セフティは押し上げて安全、押し下げて発射可能となること。
7/フレーム側にハンマー・デコッキング機能を備えること。等々
ブラック・タロン
http://www.recguns.com/Images/csp2.jpg
http://www.recguns.com/Images/csp.jpg
Caliber: .45acp
Feed: 10 round Single Column Magazine
見ての通り、1911年開発のガバメントの発想から抜け出てませんね!!オーソドックスでは有りますが、
これで「21世紀に向けての新装備として採用して下さい。」と言っても−−−?
軌跡の発動機?誉
ささき