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986 982を見て思ったんですが防弾チョッキを着ててもやっぱり撃たれると痛いんでしょうか? 
紅葉饅頭

  1.  防弾チョッキのほとんどは弾を通さない事を目的としてますが、弾の持つ運動エネルギーを相殺するわけではありません。弾の持つエネルギーはほぼそのまま装着者に伝わります。また弾丸を通さないという効果の他に、撃力(衝撃時間の増加)と圧力(衝撃面の増加)を緩和させる効果はあると思います。
     よくハリウッド映画などで、防弾チョッキを着た人が撃たれて「うぅっ、げほげほ」ともがくシーンが見られます。具体的にどの程度の痛さかは知りませんが、かなりの物であると予測します。
    epitaph

  2. 防弾衣の上から撃たれた米国警官の、体に真っ赤なアザが残った写真を見たことがあります。
    SAW

  3. 最新の物については分りませんが、胸部に被弾した際に、当たり所によっては肋骨が折れることもあった。と、ものの本で読んだことがあります。
    パープルハート

  4. >防弾ベストの上から弾を食らったらどれほど痛いか?
     さすがに実体験はないし、今後もそんな機会がないことを祈ります(苦笑)。よって想像の域を出ませんが・・・
     例えば、9mmX19の初活力(弾頭エネルギー)は350ft.lbs(銃によって異なるので数値は目安)。単純計算すると50kg近い重量の物体を動かせる力です。これだけの力が直径9mm&重さ数g程度の鉛玉に乗って秒速350m以上のスピードで襲ってくることを考えれば、おのずと想像が付くかも(;^_^A

     防弾ベストの中には、トラウマ・パッドと呼ばれる衝撃吸収材を入れているものもあります。ただし、これを使っても銃弾の衝撃を完全に無力化できるわけではありません。
    ブラック・タロン

  5. 変な言い方なんですけど・・・体重50キロの人に全体重かけてカンチョーを食らう様なもんなんでしょうか? 
    紅葉饅頭

  6. ↑質問者がそういう不真面目な例えを使うから怒られるんですよ。

     プロ野球のピッチャーの球はブロック塀を砕き、
    空手家は何枚もの瓦を一撃で割ります。
    訓練された人間の瞬発力は、拳銃の破壊力を上回ります。

     私のような「普通のおじさん」の、渾身の右ストレートを
    裸で食らったぐらいの痛みがあると考えておけば宜しいのでは?

    どんべ

  7. ごめんなさい。ふざけたつもりでなくまじめに考えて一点に強烈な一撃を受けるとしたらと考え・・・ 言い訳ですね申し訳ありません。
    紅葉饅頭

  8.  ほらほら、紅葉くん、せっかくの回答を読んでないでしょう。
    epitaphさんが、
    「撃力(衝撃時間の増加)と圧力(衝撃面の増加)を
    緩和させる効果はあると思います。」
    と書いているじゃないですか。
    簡単に言うと、防弾チョッキを着ることによって、
    「弾頭よりも、大きく、重いものがゆっくりした速度で衝突」したのと
    同じことになるのです。
    (私は、野球のデッドボールにほぼ相当すると考えています。)
    「一点に強烈な一撃を受けるとしたらと考え」ること自体、間違っています。

     そもそもあなたの質問は、
    「プロレーサー用のライダースーツを着ていて、
    単車で時速200kmでコケたら痛いか?」
    と尋ねているようなものです。
    痛くないわけがありません。

    どんべ

  9. epitaphさん・どんべさん すいません。やり直すと言ってまた同じ事で注意されて自分のアホさ加減に嫌気がさしています。もう本当に二度とこうしません。ごめんなさい。
    紅葉饅頭

  10. ところで、どんべさんにお聞きしたいのですが、私が見た写真
    の警官はソフトタイプを着ていて痣ができたようですが、
    ハードタイプを着用していたらどのような被害結果になったので
    しょうか。(もちろん不貫通の場合)
    又、同じハードタイプでも、材質(金属やセラミック等)により身体に
    伝わる衝撃に差がでるのでしょうか。


    SAW

  11. 追加質問です。すいません。
    訓練された人間が発揮するという拳銃を上回る破壊力
    というのは具体的にどのていどのエネルギーなのでしょうか。
    又、そうだとしたら防弾衣(ソフト、ハードとも)の上から
    致命傷を与えることができるのでしょうか。
    御教示おねがいします。
    SAW

  12. >ハードタイプを着用していたらどのような被害結果になったので
     残念ながら答えを持っておりません。
    いささか古い資料なのですが、
    ケブラー17枚入りのボディ・アーマーと、プラス3.2mm鋼鈑入りのボディ・アーマーを
    粘土にかぶせて撃ち比べた写真を持っています。
    前者はこぶし大ほどの凹みができ、後者はそれの数分の1です。

    >材質により身体に伝わる衝撃に差がでるのでしょうか
     硬質(変形しない)なものは衝撃をほとんど吸収しないが、体全体に分散する。
    比較的軟質なものは衝撃を吸収するが、あまり分散はしない、
    そういうことだと思います。

    >拳銃を上回る破壊力というのは具体的にどのていどのエネルギーなのでしょうか
     前述のごとく、時速150kmの硬式野球のボールがブロック塀を砕いたということを
    根拠にしています。
     弾頭のチョイス次第では拳銃弾の方が威力があるということでしたら、
    単に私の思いこみですが、大雑把に言えば同等であるとは考えております。

    >致命傷を与えることができるのでしょうか。
     わかりません。
     ただ、前述のごとく、非貫通の弾丸の衝撃よりも
    大きな衝撃を与えられるのではないかとは考えています。
     例えば、ボディ・アーマーを着た人間に対し、空手の有段者が正拳で突いたら、
    無事では済まないような気がします。
    どんべ

  13.  私も詳しくないのでかなり推測を含みますが。
     例えば.Gun誌のレポートでは38splでブロック(米国製)を撃っても片面にひびが入る程度だったと記憶してます(今手元に資料がありません)。9mmパラベラムでもようやく片面貫通程度だったと思います。一方、熟練した空手家の実演では、ブロック(日本製)を3個重ねて正拳か手刀?で一気に破壊することがあります。(Gun誌のレポートに使われた米国製ブロックは日本製のものよりもかなり頑丈そうでした。)
     弾丸と空手の技とでは、かなり相手に与えるダメージの質が違うので一概に比較するのは困難かと思いますが、熟練した格闘家の攻撃によるダメージは、場合によっては.38spl弾よりも強力であると推測します。
    epitaph

  14. 御教示ありがとうございます。
    私も、資料をひっくりかえしてみましたが、SASのセラミック
    使用のハードタイプボディアーマーもトラウマパッド
    を使用しているようなので、ハードタイプでもそれなりの
    衝撃があるようですね。

    なお、米国ではアーマー後方に置いた粘土(なにやら規格があ
    るらしい)に44mmの凹みを許容しているらしいのでやはりかなり
    痛そうですね。

    銃弾の威力に関しては、物を押したりするような作業は
    不得手なようですが、体内組織に「瞬間空洞」を形勢
    したり(ハンドガンはハイパワーライフルほどは形勢
    されないようですが)複雑な悪さをするようなので、
    ボール等との比較はなかなか単純ではないようです。
    SAW

  15. 別の資料を見た所、米国ではボディアーマー着用者
    が、自分に38スペシャルを何発も打ち込むという
    「実演」があったそうです。(笑)
    なんらかの「緩衝材」でも着こんだのでしょうか。
    紅葉さんの命題も、結構、奥が深いようです。
    SAW

  16. (笑)は間違いです。(苦笑)
    SAW

  17. 結局組み合わせにもよるよ。
    classIVの防護性能のチョッキに.22を打ち込んだ場合はどうなるとか。

    最近のには裏面にプリクラッシュ処理を施したハニカムを仕込むことによるモーメ
    ンタムトラップや、衝撃吸収ゲル(いわゆるじゃないホンモノのαゲルの特殊仕様)
    を用いたサーマルトラップ (運動エネルギ。厳密には衝撃波を熱に変換することで
    減衰させる) なんてのもあるからね。ハイクラスの代物になれば。

    とりあえず警察用とか民生に出回ってるものに関してはわしは知らん。
    sorya


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