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軍事研究2001年4月号100ページに掲載されている個人戦闘火器の写真を見ていたら、小銃部分の銃口が先割れ型になっているのに気付きました。この銃口の形はM16の初期型で採用されたが、銃口に異物が引っかかるという理由で現在のM16の銃口の形(かご型と言うのかなあ?)になったと聞きます。なぜ、今さら先割れ型銃口を使ったのでしょうか。まだ開発段階なので余り気にしないで作ったのでしょうか? 私としては、この個人戦闘火器大変注目しています。 もぐら号 |
世界的に見ると、筒型にスリットや穴を複数開けたタイプのフラッシュ・ハイダーが多数派ですが、ドイツのHK33系やG36のカービン型は先割れ型のフラッシュ・ハイダーを備えています。
ブラック・タロン
http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/oicw.htm
http://popularmechanics.com/popmech/sci/9809STMIM.html
フォークタイプ(先割れ)フラッシュサプレッサーの理由を推測します。
・消炎効果としては、現M16のバードケージタイプ(鳥かご)フラッシュハイダーより、
こちらのフォークタイプの方が効果大と、私は思っています。
・この銃 ”OICW”は、”昼夜の区別無く24時間戦闘可能” を要求されている様で、
その照準システムにはIRセンサーが付属されています。 発射炎で このIRセンサーを眩惑しない様、
特に気を使って フォークタイプを採用してみたのではないでしょうか!?
・では、20mmHEグレネード弾用マズル(砲口)のフラッシュハイダーは、どうなっている?
こっちは発射薬が低圧で、発射炎が少ないのかもね?
以上 勝手なホラでした。
蛇足、ちょっと、フラッシュハイダー に関係するHPです。
http://www.bushmaster.com/shopping/brakes/
フラッシュサプレッサー と フラッシュハイダー の使い分けに注意!!
軌跡の発動機?誉
もぐら号
このOICWのフラッシュ・ハイダーは、同社のG36KやHK53、GR2等に付いているものと同型のようですね。
ブラック・タロン