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はじめまして、こんにちは。 自衛隊が今使っている、88式地対艦誘導弾ってありますよね? あれは射程が200Kmぐらいあると聞いたのですがそれって本当ですか? もしそれぐらいあるのであれば、地平線を越えた40Kmさいの目標をどうやってリアルタイムで監視&伝達するのでしょうか? WOLF |
まあ水平線越えはしちゃいますな
でもって水平線を越えた目標に対する攻撃ですが
A:海岸線付近の高台に観測班を置いて電話でも無線でもする
野砲の支援射撃とやってることは同じですね
B:航空自衛隊や海上自衛隊の観測網から概略情報を貰う
これで凡その概略位置がつかめます
この手の対艦ミサイルは中間は慣性誘導、終末はアクティブレーダーホーミングですから
つまり、予め想定した方位(つまり想像される未来位置)にめがけて発射し
そんでもって、あとは自前のレーダーで敵艦を探してロックオンして突入するので、凡その位置さえ判ってればokです
この手の対艦ミサイルの飛翔速度は亜音速ですから
発射から到達まで10〜20分、艦隊の移動速度を20ノットとして
その時間で艦艇が移動するのはせいぜい10〜15km
終末サーチの有効範囲を20〜30kmとした場合(これはミサイルの高度から考えても妥当でしょう)
最大射程でダロカンで放ったとしても対艦ミサイルのサーチ範囲から逃れるのは結構困難になると思われます
SUDO
陸自の88式地対艦誘導弾部隊の問題点として、上のSUDOさんの書き込みのB、つまり目標情報について航空自衛隊や海上自衛隊とデータリンクする態勢が確立されていないという話を本で読んだことがあるんですが、今もそうなんだろうか?
ブラック・タロン
諸般の事情でバンド幅は狭いし、周波数が完全に公開されてるけど(苦笑)
sorya
元本は忘れてしまいましたが、最大射程を試みるには
水平線の彼方までOH−1がパタパタ飛んで行く必要がある様な
事を読みましたので…。
ぺん