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929 大変初歩的な質問で恐縮ですがお教え下さい。
各地の内戦等で、2個の弾倉をテープなんかで上下に固定して(1個にして)小銃に装着しているのを見ますが
これってどういう意味から(利点があるの)なのでしょうか?
個人的に考えたのですが、撃ち尽くした後、弾倉のパウチから次の弾倉を取り出して再装着する時間を惜しんでこのようなテープ止め
をしているのでしょうか?
この方法だと発砲の衝撃かなんかで、下側の弾倉から弾丸が落ちることはないのでしょうか?
素人考えで申し訳ありませんがよろしくお願いします。
ガッビアーノ

  1. >個人的に考えたのですが、撃ち尽くした後、弾倉のパウチから次の弾倉を取り出して再装着する時間を惜しんでこのようなテープ止めをしているのでしょうか?
    まさにその通り。空になった弾倉を抜いてひっくり返すだけで続きが撃てますから。

    >この方法だと発砲の衝撃かなんかで、下側の弾倉から弾丸が落ちることはないのでしょうか?
    実銃の自動小銃やSMGの弾倉スプリングは非常に強力なのでその心配はありません。ただ、下向きの弾倉が伏せ撃ち時に泥や砂をくわえ込んで機関部に入りこみ動作不良を起こす恐れがあると言われています。
    スイスのSG550はプラスティック製の弾倉に結合ラグが付けられており、装弾口を上にしたまま横に幾つも連結できるようになっています。
    ささき

  2. >2個の弾倉をテープなんかで上下に固定して(1個にして)小銃に装着している
    この方法、普通に射撃している分にはいいのですが、伏撃などがやりづらくなりますし、
    下にしていたマガジンのリップ(弾を保持しておく部分)が何かにぶつかって潰れ、
    マガジンが使用不能になることもあるそうで、本当はやっちゃいけない事のようです。
    まぐまぐマグロ

  3.  メーカー等から出ているマガジン・ホルダーについて。
     H&K MP5のマガジンには専用のマガジン・ホルダーがあり、マガジン・リップを上にして2個のマガジンを束ねられます。また、UZI等の棒形マガジンでは、2個のマガジンを十字型に束ねるホルダーがあります。

     SIG SG550で使われている結合ラグ付きプラスチック・マガジンとまったく同じアイデアは、H&K G36とUMPでも使われています。つーか、G36のマガジンは、SIGから訴えられるんじゃないかと思うくらいSG550のものとそっくりです。

     ただ、マガジンを複数束ねて銃に装填するのは、再装填の時間を省ける点では便利ですが、マガジン・ウェル(装填口)に負荷をかけるのも事実です。実際に手にしたことはありませんが、フル装弾のマガジンは結構重いもんです。マガジン自体もスチール製だと空でも結構重いし(これは陸自のイベントで64式のものを触ったことがある)。SG550やG36等はマガジンがプラスチックでできていて軽いためか、3個まで連結して使うようです。
    ブラック・タロン

  4. しまった。UMPにはマガジン連結機能はなかった(;^_^A(詫爆)
    ブラック・タロン

  5. ささきさん・まぐまぐマグロさん・ブラック・タロンさんへ

    ご丁重なご回答ありがとうございました。
    個人的には、これは実戦的な良い細工と思いますが弾量が増える分最初は射撃しずらいでしようね。
    長年疑問に思っていた(こんなことで恐縮ですが…)のですが解消できてうれしいです。
    今後ともよろしくお願いいたします。



    ガッビアーノ


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