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旧陸軍の38式歩兵銃は、外国でも人気があり、大量に輸出されたというのは、 本当ですか。私の聞いたところでは、英国陸軍やロシア陸軍でも、制式採用され たそうなのですが、本当なのでしょうか。私にその話をした友人が、嘘と本当を 織り交ぜて巧みに話を作る名人なので、信用しかねています。どうか、よろしく お願いします。 山家 |
居眠り将軍
38式を購入しています。訓練用に使われたそうですけど・・・
購入数?・・・
アホウドリ
人気の秘密→http://www.epsnet.co.jp/~f4u/ansq/4/D2000243.html
うーむ…いいかげんな回答だ(爆)
ごるぴゐ
ブラック・タロン
(WWII後)韓国軍では、米軍30−06弾用に、中共軍ではモーゼル7.92mm用に改造使用していた様です。
(基の口径6.5mmをだよ!!)
http://www.probertencyclopaedia.com/F1.HTM#38TH_YEAR
で、”38TH YEAR”のところ。
*同時期、陸自も99式を米軍30−06弾用に改造したハチャメチャな物を使用してました。
軌跡の発動機?誉
たHPにも、早速伺ってみました。ただ、私の勘違いで無ければ、韓国軍が採用
したのは99式小銃(元の38式歩兵銃の口径を7・7mmに改正し、更にマイナ
ーチェンジを加えた小銃だったと思います[記憶で書いているので、違っていた
らもうしわけありません])では無かったか、とHPの文章を読んで思ったので
すが、私の勘違いでしょうか。口径の点からも、そう思えるのですが。
特に私が気になっているのは、ロシア陸軍の制式採用の件です。過去ログで、
日露戦争で38式歩兵銃が捕獲されたことが発端となり、世界初の自動小銃の口
径が、6・5mmになったと書いてあったのがあったと思うのですが、私の聞い
た話では、ロシア陸軍が制式採用していた各種の小銃を比較検討した末、38式
歩兵銃の使用弾薬の口径が、自動小銃に一番向く(自動小銃は、大量に弾薬が必要
になる等の理由と覚えています)ということで決まったと覚えています。
どうか、重ね重ねの不躾な質問ですが、どうかよろしくお願いします。
山家
日露戦争では現役・予備役が三○式、後備役はまだ村田銃だったかと。
ロシア陸軍が三八式を採用するのは、第一次大戦中のことでしょう。
まなかじ
日露戦争当時の日本陸軍は、歩兵・工兵が30年式歩兵銃(38式歩兵銃の原型)、騎兵が30年式騎銃(30年式の短縮型)で統一されていました。ただし、後備部隊の歩兵は22年式村田連発銃を装備し、本来30年式歩兵銃か騎銃を持つべき輜重兵(輸送部隊)は18年式村田歩兵銃を持たされていました。
38式歩兵銃の採用後、30年式歩兵銃は民間商社に払い下げられて中国等に輸出されました。
38式歩兵銃が制式化されたのは1906年、本格的な実戦投入は1918年のシベリア出兵からとのことです。これを見る限り、ロシアのフェデロフM1916小銃と38式歩兵銃は時期的には符合しませんが、フェデロフ小銃が使用する6.5mm弾は38式実包(1912年に開発された38式歩兵銃用の尖頭弾薬。その前の30年式6.5mm実包は卵形弾薬)だったそうです。
まぁ、日本軍の6.5mmX50SR弾が、自動小銃用に適した短小弾薬(当時としては)であったことは確かでしょう。日本軍ではこの点はあまり注目されなかったようですが・・・(とは言っても自動小銃の試作はしている)
余談ですが5の後半。戦後、自衛隊がM1ライフル等の補充用として採用した99式小銃(改)は、7.7mmX58弾を使用する同銃を.30-06に改造したものでした。改造といっても薬室を広げた程度のため、銃身内径に対して.30-06の弾頭径は小さすぎ、また銃自体が戦争末期の粗製品だったことも重なって、満足な性能は発揮できなかったようです。
ブラック・タロン
ささき
世界初の自動小銃は、38式歩兵銃の銃弾が、そのまま流用可能だったのです
か。ということは、いっそ、それを日本陸軍がそのまま自動小銃として採用して
いたら(実際は、いろいろ無理があるので、妄想の世界に過ぎませんが)、太平洋
戦争で、陸軍は歩兵火力の不足に少しは悩まずにすんだかもしれませんね。
山家