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あと約半世紀で地球上のアブラはほりつくされると予想するのが大方の向きですが、それでは脱石油時代の兵器(車両 艦船 航空機)はいったいなにで動くのでしょうか。皆様の展望をお聞かせください。 KAKURA |
まぐまぐマグロ
紅葉饅頭
数世紀分は埋蔵量があるという「石炭」。
カンタニャック
Jabo
SUDO
epitaph
掘り出してしまえばメタン(都市ガス)ですからね。ガソリンほど使い勝手は
よくないでしょうけど結構使えると思います。
taka
KAKURA
少なくとも液体水素は使いものにならない。危なすぎます。
となると水素吸着合金の類ぐらいでしょうか。
それからジェット燃料には使えないと思います。水素を燃料にすると
比推力が稼げるんで宇宙空間の使用に向きますが、パワーが小さい。
H−2やスペースシャトルでもパワーが足りないんで補助ロケット
を使いますよね。
taka
ネッケン
ネッケン
ネッケンさんが言われるようにアブラそのものは無くならないと思います。むしろ、
○ 化石燃料を使用したとき発生する有害物質による環境問題
○ オイルショック等による急激な価格変動
などの理由から脱石油の方向に行くと思います。
私個人としてはSUDOさんと同意見で電気(発電は原子力とは限りませんが。)が一番手近かだと思います。
ただ、今まで誰も想像してなかった全く新しい動力、燃料などが突然開発されるかもしれない・・・・。
YOU
エネルギーには「エネルギー源」である1次エネルギー(原油,石炭,天然ガス,ウラン,太陽光,風力など)と,それを「利用形態」に変換した2次エネルギー(電力,ガソリン等の石油製品,都市ガスなど)があります。
水素は自然界には余り存在せず,基本的に他のエネルギーを元に水などから作る2次エネルギーなのでエネルギー源にはなりません。燃焼させても水蒸気しか出さない(ただし化石燃料を元に作ると,作るときに二酸化炭素が出る),重量当たり発熱量が高い(軽い),燃料電池の燃料になる,などの利点はありますが,容積当たり発熱量が低い(かさばる),燃焼が激しいなど利用には不便です。
メタンやガソリン,重油などは炭素・水素からできた炭化水素系燃料ですが,燃焼で発生するエネルギーは
・ 炭素C + 酸素O → エネルギー + 二酸化炭素
・ 水素H + 酸素O → エネルギー + 水蒸気
の2反応から得られます。このため水素の比率が多い燃料ほど,発生エネルギー当たりの二酸化炭素発生は少なくなります。
メタンCH4はC1個に対しH4個と炭化水素中で最も水素分が多く,発熱量当たりのCO2排出は最小です。炭化水素は重い分子(メタンCH4<エタンC2H6<‥‥<オクタンC8H18<‥‥)ほど炭素/水素比が大きく,CO2発生も多くなります。天然ガス(ほぼメタン)が重い石油よりCO2排出が少ないのはこのためです。ちなみにCO2排出が最も多いのはCの塊である石炭で,メタンの2倍近くになります。
メタンはC1個でHを4個つないだ「準水素」という見方も出来ます。1分子中に水素分子の2倍のHを持つのでエネルギー密度も高く,必要なら触媒で水素を取り出したり,メタノールにして液体燃料にすることも出来ます。そして天然ガスやメタンハイドレートの形で1次エネルギーとして大量に存在します。
というわけでメタンが今後重要性を増すのでは,と個人的には考えています。
isi
メタノール自動車はガソリン車よりも効率は悪い(燃費が2倍位違うらしい)が、水素供給源として考えるとガソリンよりもメタノールのほうが効率が良いというのを聞いた事があります。
(トヨタ/GM/エクソン連合はインフラを考慮してガソリン改質型、ダイムラー・クライスラー/三菱/フォード/マツダは
ガンヘッド
ダイムラー・クライスラー/三菱/フォード/マツダは将来的や効率を考えてメタノール改質型でいくみたいです。)エクソンは燃料電池を傷める硫黄分を大幅に取り除いたガソリンを開発するらしいです。
水素の貯蔵方法としてはカーボン・ナノ・チューブなるものが最近注目を集めています。
>http://www.yomiuri.co.jp/atcars/index04.htm
ガンヘッド
KAKURA
石油の値段がものすごく高くなるか、石油がなくなる(当分ないですけど)という異常事態でも起きない限りは、当分このままでしょうね。
ガンヘッド
>http://unicorn.aviat.isas.ac.jp/index-j.html
宇宙科学研究所でやってるみたいですが、HPの更新が遅いのを見ると
あまり研究が進んでないのかな?
jas1
KAKURA
・新しい油田の発見
・代替エネルギーの開発
によって変わります。石油が足りなくなって価格が上がればそれを解決する方法を模索するわけですから、確かなことは誰にもわからないでしょう。
epitaph
KAKURA
ATREXってイギリスがやりはじめた、エア・ブリーズ式エンジンの発展系(?)だよ
ね?確か。あれイギリスでは流入量足りなくて難儀してます。
sorya
あ、英国でそんな研究をしてたんですね。このHPからはそんな事はうかがえなかったもんで(^^;
まー、流入量の不足に関してはインテークに液体水素を通し温度低下による空気密度増加と
インテークの形状の研究で補おうとしているみたいですが。
英国のエア・ブリーズ式エンジンについて詳しく知らないもんでなんとも言えないですが
一昔前の極超音速ラムエア・ジェットよりは発展していると思います。
jas1
だっけか?) して、燃料たる水素と反応させる方式だったんだけど、冷却器の抵抗
が思った以上にやっかいでまだまだ実用化は遠いみたいな話。流量出ないと推力と
して取り出せないかんね。
ハリアの例もあるから英国はなんとしてでも実用化するんだろうけどね(笑)
sorya
>イギリスの往還機エンジン
液化空気サイクルエンジン(LACE)ですね。
エンジンだけはどうにかなると思います、が、根本的に
往還機そのものは実用化できないと思ってます。
ここで語ることではないと思うので、ここまで^^;
たかつかさ
>宇宙科学研究所でやってるみたいですが、HPの更新が遅いのを見ると
>あまり研究が進んでないのかな?
見学に行く機会があって聞いたんですが、風洞実験用のモデルは現在製作中
らしいです。でこれ、多国間共同開発に一口乗るための研究って意味合いが
強いらしく全て自主開発する気は(予算も)ないみたいです。
taka
taka