というか、SWのHPにはM28自体のってなかったりして。
質問者

そうですね！　現在はステンレスばっかりになってしまったみたい！
では、古い資料を掘り出して！　−−−以下の通りです。

１．Ｓ＆Ｗ　Ｍｏｄｅｌ　２７　　１９５０年頃より販売。
　　．３５７ＭＡＧＮＵＭの標準タイプ。　リアサイトが何種類から選べる。
　　バレル長　３．５ｉｎ　５ｉｎ　　６ｉｎ　　８3／8ｉｎ　各種。
　　＊単価　約＄２００（どのバレル長でも同じ単価＆ターゲットグリッブ付き）

２．Ｓ＆Ｗ　Ｍｏｄｅｌ　２８　　１９５４年頃より販売。
　　．３５７ＭＡＧＮＵＭの普及タイプ（安価型）。ニックネーム　ＨＩＷＡＹ　ＰＡＴＯＲＯＬＭＡＮ。
　　仕上げをＣＯＳＴＤＯＷＮＤした物。つや消し黒（サテンブルーと言う）で　見た目もややチープ。
　　リアサイトもやや安っぽいのが付属。
　　バレル長　４ｉｎ　　６ｉｎ　２種。　
　　＊単価　約＄１４０〜１５０（どのバレル長でも同じ単価＆ターゲットグリッブ付き）

３．Ｓ＆Ｗ　Ｍｏｄｅｌ　２９　　１９５５年頃より販売。
　　いわずと知れた　ダーティハリー　の．４４　ＭＡＧＮＵＭ　標準タイプ。　
　　バレル長　４ｉｎ　６．５ｉｎ　８3／8ｉｎ　各種。
　　＊単価　約＄２３５〜２４２（８3／8ｉｎ　ターゲットグリッブ付き）

他にも
４．Ｓ＆Ｗ　Ｍｏｄｅｌ　１９　　１９５６年頃より販売。
　　．３５７ＭＡＧＮＵＭの軽量タイプ。　ニックネーム　ＣＯＭＢＡＴ　ＭＡＧＮＵＭ。
　　フレームを　．３８ミリタリポリスと同じＫフレームを採用し２割近く軽量化。
　　バレル長　２．５ｉｎ　４ｉｎ　６ｉｎ　各種。　　
　　＊単価　約＄１６８（どのバレル長でも同じ＆ターゲットグリッブ付き）

＊ダーティハリーブームで．４４ＭＡＧＮＵＭ　が　もっとも人気の有った１５〜２Ｏ年前のおおよその単価です。
以上。　どなたか　フォロー＆訂正　有りましたら　どーぞ！！

軌跡の発動機？誉

＞２−２　ハイウェイパトロールマン　間違えた。　ＰＡＴＲＯＬ　でした。
〜？誉

　すでにレスが付いていますが、この３種（M27、M28、M29）はいずれも『Ｎフレーム』と呼ばれる大型フレームを使用しており、口径と銃身長、外面仕上げ、その他細部の形状が異なります。
　.357Mag.を使用するM27のシリンダーは各薬室間の肉厚がかなりあり、同じ.357Mag.が撃てるＪフレームのM60の薄いそれと比較するとそれだけで安心感が持てます（笑）。

　ちなみに、上の誉氏のレスにある通り、Ｓ＆Ｗの.357Mag.リボルバーは、最初にＮフレームのM27が登場し（1935年）、その後1954年にＫフレームのM19が登場しましたが、元々.38Sp.に使用されていたＫフレームで.357Mag.を撃つのには不安の声もあったことから、ＫとＮの中間にあたるＬフレームのM586が開発されました。最も小型であるＪフレームに.357Mag.が設定されたのは1990年代です。
ブラック・タロン

.41Magnum M57 というマイナーなＮフレーム・リボルバーもあります。41Mag は 357 の初速と 44 のパワーを兼ね備えた「理想の口径」として開発されましたが、結局中途半端に終わってしまいました。
ささき

レスをありがとうございます。
なるほどー。
ということは、
Ｍ２７（基本型）＞Ｍ２８（フィニッシュ簡素版）＞Ｍ２９（４４口径版）
という感じの理解で良さそうですね。
satoski