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855 架空戦記によく登場する口径6.5mmのアブマット自動小銃はどんな姿形をしているのでしょうか?
sksカービンみたいなもんでしょうか。
古賀稔也

  1.  架空戦記に登場するものかどうかはわかりませんが、1916年、帝政ロシアにおいて、フェデロフという人物が口径6.5mmのセミ・オートマチック・ライフルを開発し、帝政ロシア軍とソ連赤軍に数千挺を納入しています。このライフルは、旧日本軍の6.5mmX50SR弾を使うものでした。全長99cm、重量4.4kg、装弾数25発とのことですが、作動機構等の詳細は不明です。
     画像等については誰かフォローしてくだされ(;^_^A
    ブラック・タロン

  2. 床井雅美さんの「AK47&カラシニコフ・ライフル」に画像があったように思います。なお「アブマット」はロシア語で「自動小銃」を意味しますので(AKはアブマット・カラシニコバの頭文字)「アブマット自動小銃」は意味を成さないと思います。
    ささき

  3. フェデロフM1916、全/半自動切換え式で世界最初の突撃銃とする向きもある重要な銃ですが、いかんせん1917年の革命までに約3200丁前後が作られたにすぎません。 尚、幾つかの資料は、後に1939年から40年の対フィンランド戦で使用されたとしています。WEB上では写真は見つかりませんでした。ロシア語で捜せばあるかも...とりあえずこんな格好です。http://www.net1plus.com/users/oscar/sksmanual/history.html
    みなと

  4.  ミリタリー・イラストレイテッド14,世界の軍用銃」(光文社文庫、ワールドフォトプレス編)にも写真があります。バナナ型の弾倉がやたら存在感あったり、弾倉の前に銃身保持用のグリップがあったりとなかなかに特異な形です。
     あち、この銃の閉鎖機構の簡単な図なら「世界の銃器2ライフル」(ごま書房、ゴマブックス、床井雅美著)に出ています。銃の写真もあります。銃身を後座させて銃尾の閉鎖を少し維持し、それから閉鎖を解く方式です。この方式は技術的に具合の悪い点があるそうですが、何が不味いのかは詳しくは分かりませんでした。多分、銃身を動かすため命中率が悪かったり、閉鎖機構に使うL型閂子の生産が難しかったり(結構複雑な形です。当時の技術では強度の関係上、削り出しでないといけないでしょうし。)するのではないかと思います。もしこの予想通りなら、たとえ機会があっても某仮想戦記のように帝国陸軍が採用することはないかもしれませんね。
     ちなみに、銃身長480mm、ライフリングは4条右回り、初速654m/s、連射速度は350〜400発/分、製造はセストレット造兵廠、だそうです。
    tomo

  5. ち、ちなみにAKはキリル文字をローマ字に直せばAvtomat Kalashnikova、アブトマットが適当ですよ〜よいこの皆さん。
    念のため...

  6. ↑ 誤字脱字が多い。すいません。
    tomo

  7. >6 これは4の懺悔です。重ねて懺悔。
    tomo

  8. Avtmat でTは発音しないのかと思ってました。チキュー語ムズカシイデスー。
    ささき

  9. >8. いや、僕もですね、一般にはどのような認知がなされているのかと思い、カタカナ ”アブトマット”で検索をかけてみたのですが、「AK47はロシアのアブトマット・カラシニコフさんが設計した」という解説を見つけてしまってビックリ!いいセンスしてます。(笑)
    みなと

  10.  ↑HK21=ヘッケラー&コッホ21型、と同じような感覚で訳しちゃったんでしょーか?
     個人的には、AKシリーズはアサルトライフル(おっと、アブマット)の最高傑作だとおもいます。
    居眠り将軍


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