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850 無可動実銃MG42を買いました。マズルブレーキに溝が6本きってあり、フロントサイト前のレバーをその溝に合わせて固定するようになってました。これがウワサの発射速度調節機能か〜。と思ったのですが、溝には数字などが刻まれてるわけでなく、どの溝に合わせれば(どれくらい回転させれば)発射速度がどれくらい変わるか判断できません。実戦ではどのようにしてたのでしょうか。とりあえず撃ってみて、「チョッと速えーな、もう少し適当に回転させてみるか」てな感じだったんでしょうか。
ガードマン

  1. 誰もレスしないので、私が−−−−勝手な推論。
    ・ガードマンさんの考えている様に、本当に射手が意識的に(個人の好みで!?)発射レートを
    調整したのでしょうか? その様な記述は有りますか?
    ・そもそも、フルオート時の発射レートという物はアバウトな物です。
    弾薬メーカーの相違、製造ロットの相違、弾種(通常被甲弾、徹甲弾、曳光弾)の相違、
    気温、湿度により、初速、発射レートは微妙に変化します。 特に、全く同一の弾でも、
    気温による火薬の燃焼速度の相違が大きいです。 −−>夏と冬、アフリカ戦線と東部戦線、等
     温度環境が著しく異なる場合に、””安定した作動を目的””として射手がこのマズルブースターで
    最適な発射レートに調整したのでは、ないでしょうか。
     ”マズルブースター”の溝、各ポジションに番号を付けても、その時々の環境、諸条件よるので、
    あまり意味がなかった事と思います。
    他国、その他、ガスレギュレーター付きのガスオペレートのマシンガンでも、各ポジションに番号が
    付けられているのを見かけた事はないですね。

    蛇足1.この”マズルブースター”の事を トランペット(trumpet)とも言う様です。
       http://www.geocities.com/Augusta/8172/colorpics.htm  の写真4

    蛇足2.戦後オーストリアMG42−−>ステアーMG74は発射レートを850発/分に落としている様ですね。
        それにしても、練習用(praktisch)250発/分 て何? 
        アダプターでも付けるのかなー? それとも練習弾?
      http://www.waffenhq.de/infanterie/mg74.html

    他の方の補足、訂正 情報を待ちましょう!!

    軌跡の発動機?誉

  2. 〉1. theoretisch: 850 s/min; praktisch: 250 s/min は、理論発射速度と実用発射速度です。
    ちょっと補足

  3. >2. 銃身冷却のためのバースト間隙も入れると、連続射撃可能な発射速度は平均 250rnd/min になるということなのでしょうか…?
    ささき

  4. >2. ちょっと補足 氏
    praktischを 練習と訳した私か゛ポカだったんですね。ちゃんと辞書を見るべきでした。
     下記のHPにも こんな文面、有りました。
      http://www.classicfirearms.org/GermanMG42.html

     ”A practiced operator could swap barrels in about five seconds.”
    〜?誉

  5. >3.連続射撃可能な発射速度は平均 250rnd/minという事?
    昔々のお話ですが、帝国陸軍のとある本(昭和18年発行)より、本件に関して要約します。

    ・軽機という物は、概ね8〜10kgの重量を標準とし、その為 重機に較べて銃身肉厚が薄く、
     従って銃身過熱し易く、連続射撃弾数を300発程度に制限する。
    ・又、腔旋磨耗の度合いも著しく、銃身命数は重機の半分に過ぎず、概ね1万発程度である。
     従って 戦闘間の銃身交換を必要とし、予備銃身を携行せしむ。
     
      という事だそうです。

    〜?誉


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