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映画、「プライベートライアン」でライベンが持っていた、あのアサルトライフル みたいなものはなんという銃なのですか? それと、ノルマンディー上陸作戦の米軍の装備は日本軍に比べると豊富なようです。あの豊富さはどこの戦地の米軍も同じくらいだったんですか。 ガン |
紅葉饅頭
たまたま見つけたんですが、よろしければ覗いてみて下さい。↓
>http://www.awave.or.jp/home/tama1769/gamers/database/spr.htm
ガンヘッド
他のAns.Qで書いたことがあるんですが、太平洋戦争時の日米の制式小火器は以下の通りです。詳細な内情は戦地によって異なると思います。
*米軍
歩兵ライフル スプリングフィールドM1903系(口径.30-06。ボルト・アクション)
M1ライフル(口径.30-06。通称ガーランド。セミ・オートマチック)
M1カービン(口径.30Carbine。下士官用カービン。セミ・オートマチック)
軽機関銃 ブローニングM1918 BAR、ブローニングM1919A6(共に口径.30-06)
重機関銃 ブローニングM2(口径12.7mm)
サブマシンガン トンプソンM1/M1A1、M3/M3A1(通称グリースガン。共に口径.45ACP)他
ピストル M1911A1(口径.45ACP。民間名コルト・ガバメント)他
*旧日本陸軍
歩兵ライフル 38式歩兵銃(口径6.5mm)、99式小銃(口径7.7mm)、2式小銃(99式の空挺部隊仕様。通称テラ銃)
38式騎銃、44式騎銃(共に口径6.5mm)
軽機関銃 11年式軽機関銃、96式軽機関銃(共に口径6.5mm)、99式軽機関銃(口径7.7mm)
重機関銃 92式重機関銃、1式重機関銃(共に口径7.7mm)
サブマシンガン 100式短機関銃(口径8mm)
ピストル 14年式拳銃、94式拳銃(共に口径8mm)
米軍も日本陸軍も、小火器に関してはそれほど差はありません。ただ、日本軍の場合、ライフル弾薬系統が途中から6.5mm→7.7mmに変更されたり(その7.7mm弾も重機関銃用と小銃&軽機関銃用で規格が若干異なるという問題を抱えた)等、前線では混乱を生じていたようです。また、用兵思想の貧弱さや工業力等の問題から、配備バランスも決して良くはなかったようです。
ブラック・タロン
銃身過熱を防ぐ為に連射させない様、あえて”20発のマガジンにした。” と 私は思っています。
軌跡の発動機?誉
原語では「サーティ・キャリバー」と呼んでいます。物語の後半、橋の攻防戦で大活躍するベルト給弾の機銃です。
ささき
FN社が製造したM1930 BARは、銃身に放熱フィンを付けていました(ついでにピストル・グリップ装備)。さらに、戦後製造されたM1930改良型(BAR Mod.D)は、銃身交換が可能になったようです。
ブラック・タロン
M1919A4、M1919A6、BARなども、いまだに、
MSDFでご奉公しているとのことです。
SAW
ブローニングM1919A4は、陸自では60式装甲車の車載機関銃として今も現役です。地元の陸自駐屯地創立記念行事に74式戦車と一緒にやって来て空砲射撃を披露してくれますが、装備品展示の時には外されてしまいます(泣)。
南アフリカなどでは、M1919を口径7.62mmX51に改造するなどして現在も使っているそうです。
ブラック・タロン
居眠り将軍
もり上がっているので、識別できたと記憶してますが、数年前に
どっかの基地祭で見かけた車体は、盛り上がりがなかったですね。
車体自体もかなり古いので、無理矢理予算をとって、全車交換する
ほどのこともないといった所なのでしょうか。
SAW