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「シュリ」ネタですが北朝鮮の 工作員が使っていた狙撃銃はPSG‐1だと思ったのですが MSG‐90と映画の中では言ってました。検索かけても引っかからないのですが 本当に実在する銃なのですか?あとついでにPSG‐1は西側のライフル だと思ってたのですがどうなんでしょうか? ラプター |
両者の違いは、
・PSGはスコープが取り外せない
・MSGはセイフティ・レバーが両側にある(最近型のPSGだとどうか?)
・PSGにはG3用の20連マガジンが付かないらしい
・MSGのストックやグリップの形状は引っかかりの少ないものになっている(G3と似ているが同型ではない)
なお、映画の小道具は東京マルイのPSG-1とG3を二個イチしたものだそうです。
Schump
すでにレスが出ていますが、PSG-1はH&K社がG3ライフルをベースに開発した警察用スナイパー・ライフルです。が、PSG-1は重量が約8kgと重いため軍用には不適とされ、簡略化と軽量化を図った軍用モデルとして、1987年にMSG-90が開発されました。
基本的な部分はPSG-1と同型ですが、ストックやグリップの形状が簡略化されてG3に近いものになっているほか、銃身も肉が落とされて軽量化されています。スコープ・マウントは着脱式となっており、倍率10×24のスコープが標準装備となっています。これらの簡略化により、MSG-90の重量は約6.4kgとなっています。
*MSG-90基本スペック
・口径:7.62mmX51 ・全長:1165mm ・銃身長:600mm ・重量:約6.4kg
・装弾数:5発or20発 ・ライフリング:4条右回り
最近、H&K社からMSG-90の改良型が発表されましたが、詳細は不明です(Gun誌2001年2月号に掲載されています)。
ついでに蛇足。PSG-1はG3用の20発マガジンが使えますよ。ただ、伏射等を考えると5発マガジンの方が便利ですが。
ブラック・タロン
なるほど、使わないだけなのですね。フォロー多謝です。
さて、「映画でなぜ北朝鮮工作員が西側の銃を使うか」ですが、
・東側の弾薬を使うと工作員の仕業であることがバレバレ
・補給面からいって西側弾薬の方が調達しやすい
・調達時に足がつきにくい(モノの移動は西側同士になるので、マークされにくい←弾薬であることがバレちゃまずいけど)
という善意の解釈をしております。
…しかし隊長、いくらなんでもデザートイーグルは趣味的すぎますぜ…
Schump
というのもありかと。実際ラングーン爆破事件とか大韓航空機爆破事件とか、北側はすべて韓国の自作自演と主張していたと思います。
便利少尉
なお、前の書き込みで掲載誌をGun誌2001年2月号と書きましたが、正しくは3月号でした。失礼しました(;^_^A
ブラック・タロン