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本当にこんなこと聞いてすみません。 自動拳銃にみられる、ジャムってなんですか。 それはどのようなときにおきるんですか。 コーリ |
ささき
何等かの故障で(内部に紙が詰まって)複写機・プリンターが作動しなくなる事を指します。複写機・プリンターはコロ・ローラー類だけで給紙、狭い隙間を紙を搬送し、曲げ、作像し、加熱し、排出するサイクルを繰り返すので、ローラーにごみが溜まって紙がひっかかったり、ガイド爪類の角度が悪くてローラーにを噛み込んでしまったり、あるいは給紙カセットから紙が機械本体の中に入らない、といった現象全体を「ジャム」と呼びます。紙の取り扱い不良で静電気をおびさせてしまったり、紙の切り口から出る粉(紙粉)やインク(トナー)が機械内部に溜まって、ローラーや爪が汚れたり、紙が丸まっていたり、厚すぎたり、薄すぎたりするとジャムりやすくなります。
自動拳銃と違う所は複写機が連続コピーモードの時は引き金を引きっぱなしの機関銃状態なのでジャム検出センサーを機械内部に張り巡らして、ジャムるとただちに機械を停止させ、ついでに紙のジャム位置を表示するようになっている所です。さもないと続けて入ってくる紙で機械内部が紙でぐしゃぐしゃになってしまいます。重機関砲とも言うべき大型枚葉印刷機では強制給排紙といってチェーンやベルトで駆動するクランプで紙を挟んで搬送してジャムを防止しています。
SHI
航空機関砲には油圧や圧搾空気の再装填装置が付いている場合がありますね。外部動力のチェーンガンやバルカンもこの類でしょうか。面白いのはロシアの機関砲で、火薬カートリッジを使って不発弾を強制発火させジャムを解決しています。薬莢側面から穴をぶち空けて装薬に直接引火させるという、いかにもロシア的?なメカなのだそうです。
ささき
ささき