読んで字のごとく、空中で炸裂する弾丸です。
居眠り将軍

　スイマセン、ひどい解答をしておりました。
　要するに、時限信管や近接信管などを使って、目標に着弾するいぜんに爆発、破片をまき散らす弾丸のことです。
　いわゆるＨＥ（りゅう弾）がこれです。
　対空弾もＨＥ弾に入っているはずですが・・・・・・そうですよね？
居眠り将軍

もしかして最近のグレネードランチャーなんかに使われてるエアバースト弾のことかも。従来のグレネード弾は着発信管でしたが、エアバースト弾は目標の上空で炸裂するものです(信管がマイコン制御で自由にタイマーが組める)。塹壕や遮蔽物に隠れた目標に効果があります。
ささき

補足説明になってしまうのですが。
まず、炸裂弾と言うのは読んで字のごとく、弾体の中に慣性起爆装置を
組み込んであり、着弾のショックを利用して弾を破裂させるものです。
これは、正式にはエキスプロッシブ・カードリッジと呼びます。
対して空中炸裂弾（エア・バースト）とは、散弾銃の弾の様なものとは違い、
一度、地面でバウンドしてから、炸裂弾が立った人の頭くらいの高さで
破裂するものを指します。ささきさんが言われたように、グレネード用の
弾ですね。（グレネードランチャーは、目標の斜上から放物線を描いた
軌跡で着弾させるので、遮蔽物の向うに隠れた敵等に効果的ですね）
居眠り将軍さんの言われた、途中で炸裂する弾は炸薬榴弾（さくやくりゅうだん）
と言って、発射後に一定の距離を飛ぶと、弾丸内部の安全装置が外れて
中のプラスチック爆弾が発火、それを包んでいた榴弾が数百の破片になって
目標まで飛んで行くものです。
ただ、どれもライフル口径の弾頭内に納めるのは難しいので、一般には
これらはグレネード弾として開発されています。（もちろん、炸裂弾は
ライフル弾としても実際に存在しますが）

さかい