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旧日本海軍採用の銃(エアガン)を探していますが、見つかりません。 自分で作るしかないのでしょうか? もし製作しているメーカー等をご存知であれば教えてください。 また自分で作るとすれば、サイズ等の資料はどのように探せば良いのでしょう。 ここで聞いて良い質問かわかりませんが教えてください。 たけぴー |
- 旧海軍ですか?
うーん、旧陸軍なら14年式拳銃が東京マルイ等から出ていると思うんですが・・・
まぁどっちにしろ、旧軍系の銃器はエアガンではあまり見ません。BB弾の出ないモデルガンならタナカがライフルをいくつか出してましたが・・・
どなたかフォローをお願いします(;^_^A
以前、某サバイバルゲーム会場で、100式短機関銃(後期型)と96式軽機関銃のフルスクラッチ電動ガンを見たことがあります。100式はマルイのMP5、96式は同じくマルイのAK47をベースにしたものでした。
ブラック・タロン
- ブラックタロン氏のおっしゃるように、南部14年式スプリング式のコッキング・エアガンなら東京マルイから出ていたと思います。南部式拳銃は南部麒次郎陸軍少佐によって開発されたものですが、開発当初のモデルは陸軍には採用されず海軍に採用され「陸式拳銃」と称されたそうです。この海軍向け「陸式拳銃」はのちの陸軍14年式と細部が異なり、外見上もっとも大きな違いはモーゼル・ミリタリーに似たタンジェントサイトを備えていることです。
但し日本海軍ではオリジナルの拳銃をあえて開発はせず、第二次大戦中は陸軍と同じ14年式や94式を支給していたようです。また士官には私物拳銃の携帯も許可されており、当時高価だったワルサーVPなどは羨望の的だったという話も聞きます。小銃も陸軍と同じ38式/99式で済ませ、大戦末期にM1ガランドのコピーを試みましたが未完に終わっています。
なお海軍の装備で特筆すべきは、陸戦隊の一部に支給されたドイツ製ベルグマンMP18機関短銃ではないかと思います。いずれにせよ旧軍火器はモデルガンはともかくエアガンでは人気はないというのが実状ですね。
ささき
- 大変ありがとうございました。
参考にさせていただきます!
たけぴー
- 海軍が戦争末期に試作させたM1ガーランドのコピーは、4式(または5式)小銃です。M1と4式の違いは、口径と装弾方法&数、サイトおよびストックの細部の形状くらいなので、これならM1のトイガンを使って4式だと言い張ることも可能です(笑)。ただ、そのM1ガーランドもエアガンはないんだよな~(ハドソンのモデルガンくらいしか知らない)。
余談になってしまいますが、旧海軍が陸戦隊向けに採用した独自のライフルとして、1902年に開発された35年式海軍銃があります。陸軍制式の30年式歩兵銃を原型に南部麒次郎が改造したもので、ボルトにダストカバーを備えるなど、後の38式以降の陸軍歩兵ライフルに繋がる部分を持っていました。
ブラック・タロン
- <2 日本で使われたのはMP-18ではなく発展版のSIGベルグマンM1920SMGでは?シルエットは基本的に同じですがマガジン着いてる方が逆だったり弾が9×19じゃなくて7.62×25だったりとか微妙な所が違います
紅葉饅頭
- ちょっと無理があるような気もしますが、旧軍の将校は安価で小型のブローニングM-1910を結構使ったと聞きます。これはマルシンからガスガン(固定スライド・DAO)が、韓国からの輸入モデルでエアガンがあります。また、昔アドベンから96式軽機が出ており、時々中古市場で見かけます。ただ、この軽機は発射ユニット(「ピコピコユニット」というと思いましたが)が謎めいていて、ゲームに使えるかは不明です。そう言えば、38式のエアガンの話を聞いたことがあったと思って調べたら、Gun誌1986年7月号でタナカがカート式38式騎兵銃のエアガンとそれをベースにした廉価版のスポーターを計画中という記事がありました。その後はこの話を聞かないので、中止されたのでしょうが、おしいっ!なんで出さなかったのか。まさに、「幻の名銃」。イマカラデモオソクハナイカラ・・・
小石川
- 紅葉饅頭さん
日本が輸入したSIG1920ですが、ベルグマンMP1918と給弾方向は同じではありませんでしたか?
たしか右からの給弾となっていたのはMP1934だったと思うのですが。記憶違いであればすみません。
カニ光線
- ↑確認したけどやっぱり逆からでしたMP-18/Iは左から、SIGベルグマンM1920SMGは右からマガジンをつっこみます。「最新サブ・マシンガン図鑑」の写真が間違っていなければそれで良いはずです。あとブローニングM1919のエアガン、安いのは魅力ですが気をつけないと中のバネがすぐイカれますご購入の際は気をつけてください
紅葉饅頭
- 左弾倉のベルクマンは中国軍から大量に捕獲されていますので、別に陸戦隊が手にしていてもそう違和感は無いのではありませんか?中国戦線での捕獲兵器は陸海軍ともに重宝したようで、ガダルカナル戦に赴いた、最新装備の一木支隊にも「ラインメタル速射砲」が配備されていたとの話です。
BUN
- 以前、クラフトアップルという会社からマルコシ・スーパー9というボルトアクション式のエアコッキングガン用の38式歩兵銃に似せる木製ストックが出ていました。
現物をゲーム会で見たことが有りますが、ストックを変えただけなので如何せん銃本体のデザインの違いが目に付きますが、全体の雰囲気はなかなか出来だと思います。
ただし購入した状態の木製ストックは白木のままですので、それなりの出来にするには購入したユーザーの技量次第と成るそうです。
ケンスケ
- >5&8
わしも『最新サブマシンガン図鑑』(床井雅美著・徳間文庫刊)のSIG M1920の写真を見て「あれ?」と思った一人です。
最初単なる裏焼きかと思ったんですが、よく見てみると、コッキング・ハンドルはちゃんと左側面にあるのに、マガジンは右側装填になっているのです。ついでに、ストック前方下部にフォアグリップが追加されています。MP-18I(SIG M1920)は、ステンのようにマガジン・ハウジングをひっくり返せるような構造にはなっていません。
わしは、この『マガジン右側装填のSIG M1920』は、あくまでバリエーションの一つであり、オリジナルはMP-18Iと同じ左側装填だと思っています。日本軍が導入したのも左側装填のモデルだと思います。
では右側装填のSIG M1920が存在する理由は?と訊かれると困る(笑)。もしかして左利き用かなとも思うんですが・・・
よっぽどここで訊こうかと思ったくらいで・・・
いや、本の著者(床井氏)に訊いた方が確実か・・・問題は今年お会いできる機会があるかどうかだな・・・(;^_^A
ブラック・タロン
- うーん。MP18の問題はどうなんでしょう?
ただ、質問の原点に立って見ると現実問題マルイのトンプソンが一番いいのではないでしょうか?
M1かM1928か等はあるにせよ、実際陸軍でトンプソンが捕獲して使われている写真もありますからね。
カニ光線
- >5.7.8.11.右側装填の ~理由は?
MP34/Iや、これが後にワルサー社に生産移管されてMP35/Iとなった物も右側装填の様です。
この時代の事ですから、わざわざ左利き用の生産ラインも起こすとは考えにくいですね。
今の私達が見慣れている、弾倉左側装填の銃を首や右肩からスリングで吊るすと、
左に出っ張った弾倉がじゃまにになります。 で 右側装填へ移す考えが出たのでしょう。
MP18シリーズは特に弾倉をどちらかの手で保持して射撃するという考え方の銃ではありません。
片方の手は、フォアストック(先台)を掴んで射撃します。(しかし、右側装填の物だと、排莢方向苦しいですよね。)
実用初期とは思考錯誤が付物なのでしょう。
軌跡の発動機?誉
- なんか本題とどんどんズレてますが・・・(;^_^A
>13
『最新サブマシンガン図鑑』に載っているベルグマンMP-35iも確かに右側装填ですね。この項目では、『右側装填はドイツの伝統的な型式』とあります。ということは、右側装填のSIG M1920もこれに添って用意されたバリエーションという事かな? うーむ、やはり著者に訊いてみる必要が・・・(爆)
そーいえば、このMP-35i、コッキング・ハンドルの型式&操作方法がボルト・アクションに似ています。これもサブマシンガン黎明期の試行錯誤の一つかな?
ブラック・タロン
- カニ光線さん:間違ったこと言い張ってすいませんでした。
ブラックタロンさんその他諸氏:訂正ありがとうございます
紅葉饅頭
- イレギュラーな事例ですが、終戦直前のブーゲンビル島やその北端のブカ島の陸戦隊ではオーストラリア軍が使用していたステン短機関銃が「人気」でした。ステンガンの各形式についての知識が私にはないのですが、この方面で使用されていたのは床尾がよく知られたT字型のものではなく鉄板を折り曲げたタイプであり、弾倉を互い違いにテープでまとめたりもしていたそうです。これを鹵獲したこの方面の陸戦隊は25㎜機銃の薬きょう手榴弾まで製作して、豪軍と戦っています。
ヨリ1328990
- ちょっとネットに繋げないうちにこんなに返信が!!
みなさん親切な返答を、本当にありがとうございます。
たけぴー