772 |
失礼します。初めて質問させていただきます。 ナチス・ドイツ軍の「吸着地雷」というのはどのような地雷なのでしょうか? 埋設された地雷が飛び上がって貼り付くところを想像してしまうのですが、そんなことが本当にあるものなのだろうかと悩んでおります。 か。 |
地雷といっても、地面に埋めて使うわけではありません。
日本軍のアンパン地雷(九九式破甲爆雷)とコンセプトはよく似ていますが、威力は段違いに大きいです。
円錐形の成型炸薬で、てっぺんにイグニッター(手榴弾の発火装置)をつけ、手動で発火させます。
底に3ヵ所、永久磁石がついていて、これで戦車の装甲板に、手動で(笑)、「吸着」させます。
手で(磁石で)くっつけるパンツァーファウストの弾頭(風防カバーなし)と思えばいいでしょうか。
永久磁石が貴重品になってしまったので、あまりたくさんは作られずに生産中止になったと思います。
まなかじ
吸着地雷−−>Panzerhandmine これですね!
http://www.geocities.com/Augusta/8172/panzerfaust9.htm
写真の”HHL3型”の物で 貫通力140mm、点火時間7.5秒と解説されています。
物陰か蛸壺に隠れていて、T34が来たら飛び出して行って−−−−!!
軌跡の発動機?誉
なんと!
「手動で」吸着させるものだったのですか!
まさに目からツィメリット・コーティングが落ちる(?)思いです。
プラモデルを作っているところだったのですが、大変参考になりました。
また機会がありましたら是非よろしくお願いします。
か。
その「ツェメリット(セメント)コーティング」こそ、磁石地雷を吸着させない為に施されたものだったのですよ。ドイツ軍では敵が同じ手を使った場合に備えて自軍の戦車の装甲表面にセメントコーティングを施す一方、吸着地雷の側にはセメントに食い込む爪を取り付けたりしていました。結局連合軍側ではこの半自殺的兵器をコピーしなかったため、杞憂に終わったのですけど。
ささき
日本のは大きさは各種ありますが、吸盤式なんです。
しかも、投げつけて吸着させる形式です。
BUN
永久磁石4個で敵戦車にくっつける99式破甲爆雷があったと思うんですが・・・>旧陸軍
3個重ねても厚さ40mmまでの破壊力しかなく、旧ソ連のBT戦車相手には6個束ねないといけなかったそうですが・・・(後のM4シャーマン戦車にはまったく役に立たず)
ブラック・タロン
だからよく見てレスしなさいって・・・
ブラック・タロン