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月曜のテレビ特捜部でジェットエンジンを改造して水を噴き出させ、強力な消火器にするという映像がありましたが、これは一体どういう仕組みで動いているのでしょうか?そもそもこの様な事が可能なのですか? kabukou |
湾岸戦争でイラク軍が油井に放火した火災の後始末に、東欧の国が持ち込んだ機材があります。
装甲車の上にジェットエンジンを前後逆に取り付け、ノズルの近くに水の噴射機を備えた物です。
これを作動させることにより,超巨大強力霧吹き機のようなものを作ったわけです。
物が燃えるにはある一定の温度が必要です。そこに強力な霧?を吹きつけることにより、
その物質の引火温度以下に下げてやることにより消火する、というメカニズムでした。
要するにエンジンの水噴射冷却装置の巨大版です。
前述の装甲車改造機が油井火災をあっという間に消し止めた映像を見たことがあります。
まぐまぐマグロ
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まぐまぐマグロ
消火原理は方法によりいろいろですが水噴霧消火の場合は、ミストを吹き付けることにより燃焼物に対して、周囲の空気(酸素)から遮断する「窒息効果」と噴霧された水が蒸発することによる気化熱を奪う「冷却効果」の二重の効果を狙ってます。
TETSU29
TETSU29
ゲルググ
>3&4
水噴霧消火と言えば、ドイツで開発された『IFEXインパルス消火システム』というのがあります。日本では消防・航空用品メーカーの桜護謨株式会社(http://public.sakura-rubber.co.jp/)が取り扱っています。
水や消火薬剤を圧縮空気で霧状にして高速度で炎に撃ち込み、水の熱吸収効果で消火するというもので、少ない水量でも短時間で消火可能な特徴があります。
ポータブルシステム(個人携帯用消火銃)のほか、車輌・ヘリ搭載、さらに山火事や油田火災等の大規模火災、建物等の固定防火設備等に幅広く対応できます。
ポータブルシステムは一昔前の特撮映画に出てくるバズーカ砲みたいな形で、銃好きとしては興味があります(笑)。東京消防庁の『赤バイ』部隊とかが装備してますね。
ブラック・タロン