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何故初期のサブマシンガンというかMP−18は欠点だらけの横から装填方式を 使ったのでしょうか? 紅葉饅頭
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- 塹壕戦での使い勝手、ということはないでしょうか。マガジンが下にあると、つっかえて姿勢が高くなってしまう、と想像します。
片
- レシーバー側面から給弾するという点は、それまでのベルト・リンク式マシンガンの考えを引きずってるのかな〜という気が個人的にはします。ベルト・リンクがマガジンに変わっただけ。
アメリカのトンプソン・サブマシンガンの最初期試作モデルは、.45ACPをキャンパス・ベルトで給弾する小型マシンガン的なものでした。
ブラック・タロン
- ルガーP−08のアーティラリーモデルには1915年から32発入りのスネイルマガジンが供給されていたようで、フルオート射撃が可能なモデルも限定的に生産されたようです。MP-18で、よりシンプルかつ相談も確実な箱型弾倉を開発しなかったのは、恐らくこのルガー用弾倉を流用したかったためでしょう。では、なぜ横からか?というと、恐縮ですがよくわかりません。ただ、横に弾倉があるほうが長い弾倉が下面に突き出しているよりは、伏せて撃つのには具合がいいと思われます。
小石川
- 重力に逆らって下から上に給弾するより、水平にタマを動かす方が給弾スプリングを弱くできる、という理由もありそうな気もします(多弾数マガジンの装填って力仕事だぞ〜;ささき)
ささき
- >ささき氏 ドイツ製の火器の弾倉のスプリングって例に漏れずモノスゴク強力らしいですよ。実際、装弾器具とかが個人装備されてたみたいだし・・・。 横からの装弾方式については、伏せて撃つ時やマガジンチェンジに便利だったんじゃないですかね。現代の下から弾倉を装着するタイプの銃は、伏せた状態ではマグチェンジが非常にやりにくい。(経験談)
ゲルググ
- マイナーなやり方としては、上から下へ送弾、つまりマガジンを上に装填するってのがありますね。サブマシンガンでは、MP-18iより先に世に出た拳銃弾使用火器であるヴィラール・ペロサ(注:マシンガン形式のためサブマシンガンの直接の原型とはされていない)や、オーストラリアのオーエン、F1等があります。マガジンが上に出っ張ってかさばる&照準器の設計が面倒なせいか普及してませんが・・・
最近ではFN P90がこの形式を採用してます。銃本体とマガジンの設計を工夫することで、マガジンの出っ張り等の問題を解決しています。
ブラック・タロン
- 紅葉饅頭さんは、MP−18の話題が多く好きなんですね!!
>1.3.5.−−−
やはり、塹壕や蛸壺から伏せて射撃するのには好都合ですね。元の発想が塹壕戦での効率的な武器と言う事ですから。
>3.4.5. Snail Drum Magazine (かたつむり円盤型弾倉)
小石川氏の述べる通り Magazineの共通化を狙ったんでしょう。
が−−故小橋良夫氏が 以下の短所を指摘されておりました。
・大きくて重く、不恰好。
・10発程度なら手で装填可能なるも、32発にもなると専用の装填器が必要。
・使用していない時は必ず防塵カバーをしておく。
・(ルガーの場合)通常の弾倉を数個用意しておけば事足りるので、さほどの利点無し。
と言う事で廃れたのではないでしょうか。
無理な構造からか、泥、塵、等に弱いのか、まま送弾不良があったと言われております。
又、Snail〜はシングルカアラム&シングルフィードというのも、ピストルとは発射レートが
桁違いのサブマシンガンには向いてないですね。
軌跡の発動機?誉
- みなさんありがとうございました。
紅葉饅頭
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