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AK47とAKMの外見上の違いはなんでしょう? また、AKMのマガジンはオレンジ色の樹脂製のものを使うのですか? AK47のものは使えないのでしょうか? pomp |
プラスチックマガジンはAk74からの採用ではなかったでしょうか?7.62mm弾用のものが後から作られたかもしれませんが、私は寡聞にして知りません。
Schump
1/AKMは銃口に斜めに切ったマズル・アタッチメントを付けている。目的は銃身跳ね上がり抑制。
2/レシーバーの形状。これは製造法の違い(AK47はスチール削り出し、AKMはプレス加工)等によると思われる。
3/ストックの形状。AKMはストック上部のラインがレシーバーの軸線に沿った、直銃床に近い形になっている。
4/ハンドガード。AKMは下部ハンドガードの両側に出っ張りが付いている。
AK47とAKMの金属製マガジンは互換性があります。また、AK74とどちらが先かはわかりませんが、プラスチック・マガジンもあります。
ブラック・タロン
5. AK47はガスシリンダーチューブ側面に4つずつ、計8つのガス抜き穴があるのに対し、AKMではガスシリンダーブロックに穴を穿つ方式に変更、外観上、シリンダーチューブの穴が無くなり、代りにチューブ前方に半円形の穴が確認できます。
6. タンジェント式リアサイト、AK47の800mまでの目盛に対し、AKMは1000mまで
7. ストック材質、ブナ/カバ製ソリッドウッドが多かったAK47に対し、AKMの木製ストックはほぼ全てラミネート材を使用(フォアストックのラミネートは中々凝ってて面白いのですが、割愛)
8. ボルト/ボルトキャリア―の仕上げがクロームメッキの銀色から、パーカーライズ仕上げの黒色へと変更
9. ボルトカバーに補強用リブ追加
10. 軽量化に伴う各部のシェイプアップ、外観上はフロントサイトベースの巾が狭くなった点が顕著
**AKMは共産圏各国で生産された派生型が多数有る為、上記全てが必ずしも当てはまるわけではないものの、概ね共通の特徴といえるでしょう。
尚、オレンジ色のベークライト製マガジンは60年代から確認されており、5.45mm化の以前から存在します。 このマガジン、マガジンキャッチ部にはスチール製のパーツが鋳込まれており、ごついですよ。
又、Schumpさんがおっしゃているような、AK74以降にのみ見られるプラスチックマガジンも確かに存在します。黒色あるいは半透明の、ベークライト以外の材質ですが...(材質については情報がありません。調べておきます)
みなと
ささき
>4. うーん、中東ゲリラに友人がいないので確かな話しは判りませんが、AKM、かなりしっかりした銃だとおもいますよ...。重量はAK-47の2/3程度しかないんですが、多くのレポートは連射時の安定性の高さを(AK-47に対する)指摘しています。レートレデューサーと直銃床の効果なのでしょう。
みなと
みなと
うーん、「AKM より AK47 の方がゲリラの評価がうんぬん」というのは日本の著作物からの引用でしたが、著者の脳内真実だったかな?!(^_^;)
ささき
みなと
本題から少々外れますが・・・
FN社の初期5.56mmライフルCALはプレス加工で作られていましたが、耐久性に問題有りとの理由で、続くFNCでは下部レシーバーを削り出し加工にしてますね。
ブラック・タロン
従ってレシーバーはM16のようなアルミ鋳物からの加工だったような気がしますが、記憶が定かでありません。
みなと
pomp
pompさん、また新しい識別箇所を発見ですね〜。 たしかにAK-47系のスリングが ガスシリンダーブロック(バレルとガスシリンダーチューブを連結するパーツ)に隣接するリングと、レシーバー左面(セレクターの反対側)後端に取りつけられたリングをつなぐのに対し、 AKM系の多くはフォアストックを固定する前側の金具の左側面と、木製ストック下側端部(M16等と同じ場所)に変更されています。 これも比較的不鮮明な写真から識別が可能な、相違点ですね。
みなと