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おもいっきりバカな質問で恐縮です. 現在の自衛隊の全戦力をもって太平洋戦争を連合国軍と交戦できたとしたら勝算はあるのでしょうか?燃料,弾薬補給等は無制限です.最近この妄想が頭を離れずに発狂しそうで困っています.また,同様の妄想を小説化したりゲーム化している事例を御存知の方がいらっしゃれば一寸御教授ください.場違いな凶人の戯言の由,御容赦を. すんまそん |
戦前と違っていろんな国から戦略物資が輸入できるんだから。
それとも日米共に長期にわたって消耗を強いられて共倒れかもしれません。
ゴリラーマン
はしもっちゃん
まず、航空機は、今では主力の座を降りたファントムでさえ、スピード、武装のすべての面でかなう相手はなく、空戦を挑んだ連合軍機は一方的に墜とされるでしょう。また、護衛艦に襲いかかる攻撃機も、ファランクス・バルカンを使用されれば全滅は免れないと思います。
現代の潜水艦は隠密性に優れているので、当時のソナーでは探知困難です。簡単に艦隊の懐に侵入され、バタバタと沈められます。
一方、水上戦の方は、敵艦船は砲戦に入る前に護衛艦に搭載の対艦ミサイルで大打撃を受けるでしょう。戦艦も、当たり所が悪ければミサイル1発で沈みます。
当時の戦車(M4など)では、90式の装甲を貫通するのは至近距離でない限り、不可能に近いです。120ミリ滑空砲のアウトレンジ攻撃で、こちらも一方的にやられるでしょう。
以上のシミュレートには、かなりの誤りがあると思いますが、勝利できるのは間違いありません。ただ、史実の様に、戦線が広範囲に拡大したらちょっとヤバイかも知れませんね。
パンジャンドラム
イージス艦は数百機で襲いかかるアメリカ海軍機すべてを打ち落とせません。その前にミサイル、弾薬が切れます。(なお「燃料・弾薬補給等は無制限」の意味は基地に帰れば必ず補給があるという意味に理解しております。)
対艦ミサイルでは戦艦を沈められません(フリッツXは弾頭が大きい上、ローマ乗組員の緊急対策への熱意もあまり期待できない状況ですから、類推すべきではないでしょう)。したがって、自衛艦隊はアメリカ戦艦部隊に敗北します。
海自の潜水艦はほぼ無敵でしょうが、通商破壊に使うにしろ、主力艦を狙うにしろ、数が少なすぎます。
そして、自衛艦隊の消耗後、マリアナに展開したB29の本土空襲にはF15で大打撃を与えたものの、アメリカの原爆攻撃の警告で降伏。
こんなところじゃないでしょうか。
カンタニャック
ただ連合軍に甚大な被害を与えられることは確かですし、ハイテク兵器による心理的打撃も大きいはずなので、「痛打を与えて有利な講和に持ち込む」という旧軍の夢は叶うかも知れません。
少なくとも私が連合軍の兵士だったら、こんなバケモノみたいな軍隊相手に戦うのは絶対に嫌ですね。
ささき
彼我戦力の相違点を把握した賢い指揮官がいるほうが勝つと言うことでしょうか。
>4.対艦ミサイルでは戦艦を沈められません
この理由がよくわかりません。もう少し詳しく教えていただければ嬉しいです。
はしもっちゃん
他の人のほうがためになります。
艦船と、陸上兵器ならある程度期待はできます。
F4や、F15に関しては、攻撃機や爆撃機に対する一撃離脱しかできません。
ジェット機だと、速度や機体の関係からどうしても小回りがきかないはずです。
そのため、対戦闘機戦はせずに攻撃機や爆撃機を狙ったほうが言いかと思います。
艦船だと電子機器なら有効利用できると思います。
九〇式戦車や、74式戦車がいくらアウトレンジで勝てるとはいえ、制空権と制海権を取れなければ負けます。
ただし、陸自には携帯用の対空ミサイルやら自走高射砲なんかがありますから、
ある程度大丈夫かと。
結果的に、皆さんが言うとうり「戦闘に勝って戦争に負けた」みたいなかんじになるかもしれません。
ベルゼバブ
高校生
ウララ〜ウララ〜
自衛隊の仮想的に戦艦を所有する国はありません。
つまり自衛隊のもつ対艦ミサイルは戦艦に対して有効な損傷を与えられるようには作られてはいないということでは?
実際に戦艦と戦闘した場合、かなりの数の対艦ミサイルを当てなければ戦闘不能にはできないのでは?と夢想します。相手にも寄りますけど・・・。
ソミュア
ウララ〜ウララ〜
近現代戦は苦手なのに、「対艦ミサイルでは戦艦を沈められません」なんて、断言したのはまずかったな(^^ゞ。
ハープーンやSSM1のような重量1トン弱、炸薬250キロ弱の弾頭では、戦艦のバイタルパートに直接ダメージを与えることはよほどの幸運がなければ難しいと思います。艦橋や上部構造に命中した場合は、相当のダメージを与えるでしょうが、フォークランドの42型駆逐艦のように、簡単に火災沈没とはならないでしょう。艦の大きさとダメージコントロールに割けるマンパワーが違います。ただし10発近くの対艦ミサイルを連続して食らえば、火災が手に負えなくなって沈没することはあると思います(すみません「…沈められません」は撤回(^^ゞ、「沈めるのは難しい」と訂正いたします)。
しかし、ハープーンやSSM1は1護衛艦群に56発(でいいのかな(^^ゞ)、
艦隊決戦するとして4護衛艦群で224発、アメリカも総力あげて新型戦艦10隻正規空母十数隻プラス巡洋艦駆逐艦等の大艦隊でこられると、対艦ミサイルがこちらの思惑どおりに効率よく命中してくれればいいですが、おそらく一部の大型艦に対艦ミサイルが集中し、数隻の空母戦艦を撃沈するものの、無傷の残存アメリカ艦隊の40センチ砲や20センチ砲に、OTOメララの76ミリ(およびわずかな127ミリ)で対抗しなければならなくなるでしょう。
以上データの誤りなどがありましたら、皆様よろしくご指摘下さい(^^ゞ。
>彼我戦力の相違点を把握した賢い指揮官がいるほうが勝つと言うことでしょうか。
同感です。個々の戦場では日本側にも十分勝機はあるとおもいます。対艦ミサイルのヒットエンドラン戦法はかなり有効でしょう。(ただし、アメリカ巡洋艦隊と駆逐艦部隊、あるいは後期から出てくるミズーリ級による追撃をくらうとやっかい。これを考えると上の段落で挙げた対艦ミサイルのイッキ撃ちはまずいかな)。
このあたり、アメリカ側が日本の戦術的な継戦能力の低さにいつ気がつくかが大きな問題になりますね。敵が弾切れになったことに気づかなければ、遠戦で大打撃を受けたアメリカ艦隊が撤退する可能性は高いでしょう。
なおこの出題について、私は自衛隊と連合国の純粋な戦力比較シュミレーションと考えたので、>4では「双方とも相手の戦力を(すくなくとも第二次大戦時のアメリカが当時の日本軍の戦力を知っていた程度には)知っている」という前提で考えてました。「日本はアメリカの全戦力を熟知し、アメリカは日本の戦力を一切知らない」という前提だと、戦力以外の要因で日本側が有利になりすぎると考えたので…(^^;。戦国自衛隊的なシチュエーションなら、ささきさんのおっしゃる、大打撃を与えての有利な講和は十分可能と思います。
カンタニャック
皆さん、スキですねえ。
>8
艦上機の戦闘行動半径の方が対艦ミサイルの射程よりずっと大きいと思います。
索的能力も、わずかな数のSH60Jを撃墜されないように気をつけて使わなければならない日本の方が不利では?
アウトレンジ出来るのは、日本本土に迫るアメリカ機動部隊に、支援戦闘機から対艦ミサイルを撃ち込む時だけでしょう。うまく空母に命中してくれるよう祈りましょう。
カンタニャック
例えば太平洋戦争末期にワープ(笑)したとしましょう。
この条件なら、空母や多数の支援船が必要ないので。
当時の相手は米英ソ連軍 投入可能な航空機 十数万機
地上軍 1000万人 戦車 数万両 戦闘車両 十数万両
野砲他 数十万門
戦艦・巡洋艦 50隻 空母 20隻 護衛空母 100隻
駆逐艦 500隻 潜水艦 200隻 その他 数千隻
支援船 数万隻
弾薬/燃料の心配が無くても、兵器の生産は不可能です。
実際にはミサイルの多くが米軍からの調達ですが。
自衛隊 ジェット戦闘機 300機(F15+F4+F1等)
護衛艦 60隻 潜水艦 16隻
戦車 250両 戦闘車両 1000両 野砲他 500門
兵員 15万人
WWII末期は、毎日3千機程度の運用が普通でした。2倍として
毎日6千機が飛来するとします。1回の出撃で10機を撃墜しても
最大3千機を初日に撃墜が可能ですが、残りの3千機が基地を破壊
しに来ます。おそらく初日で航空戦力は壊滅。良くても二日(泣)
制空権を奪われるため、陸上自衛隊の戦車は戦闘爆撃機の執拗な
ロケット弾攻撃で敢えなく全滅。上面は装甲が薄いんです。
潜水艦・・切り札ですが大して役に立ちません。水上速力が遅い
12ノット(低速のUボートで16ノット)ため、待ち伏せ以外
は活用出来ません。浮上航行すれば、連合軍の対潜機に捕まります。
日中はシュノーケルを使うと簡単に見つかるので実質夜間のみ。
ちなみに、この時点で米海軍は対潜用ホーミング魚雷(Mk37)
を実用化済みで、何隻かのUボートを撃沈してます。
最大潜行時間は当時の潜水艦と一緒くらいなので、我慢比べは不可
能です。仮に旨く接近して魚雷を発射しても、数百隻の護衛艦から
追跡を受けます。どのみち補給の為に、寄港すればそこでアウト。
さて、護衛艦ですが、対空ミサイルの総数は1000発程度。
これだけ撃墜すれば、ミサイルは空。後は、対空砲80門 ファラ
ンクス 120基。これは米軍の駆逐艦20隻程度の火力です。
自衛隊側は、まる一週間24時間寝ずに戦い続ける必要があります。
機械は故障しますし相手は待ってくれません。艦内の弾が無くなった
時点でアウト。恐らく、戦闘開始から2時間くらいかな〜(泣)。
fanfan
あくまで兵器レベルの話ですが、
小山内宏『これが自衛隊だ 戦力・戦略のすべて』(ダイヤモンド社)
という本に、旧軍と自衛隊の戦闘力の比較がかなりくわしくのっています。
よろしければ図書館とかで探してみてください。
celetaro