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雑誌「丸」だったと思いますがPKOで派遣された各国の軍隊の携帯食料というものが載っていましたが、そういうものを含めた「軍隊の食糧事情」について書かれた資料があれば教えてください。 やまぐ |
米軍と自衛隊のレーション(携行糧食)についてなら、『コンバットバイブル1』(上田信著・グリーンアロー出版社刊)で一通り紹介されていたと思います。
『丸』でも何度か軍用レーションについて特集を組んだことがあります。
旧軍関係は、『軍隊よもやま話』シリーズ(出版社忘れた(^^;)等に載ってないかな?
ちなみに、米軍の軍用レーションは、Kレーション(箱詰)、Cレーション、MCI(以上缶詰)を経て、現在はMRE(レトルト)となって現在に至っています。レーション以外の野戦調理システムについてはちょっと情報不足(^^;
自衛隊ではレーションは『携行糧食』と呼ばれており、1型(缶詰)と2型(レトルト)があります。どちらもご飯が主食&乾パンが付いている辺りが日本的と言えば日本的(笑)。野戦調理用の器材としては、野外炊具1号があり、駐屯地一般公開等で炊き出し等に駆り出されているのをよく見ます。
ブラック・タロン
はたの
ガンヘッド
二式砲戦車
やまぐ
自分のHPで自衛隊戦闘糧食の試食コーナーを作ろうと思い、ネット上で知人等に相談してみたところ、1型・2型ともにいくつか手に入れることができました。今も手元に少し残ってます。
自衛隊の戦闘糧食が民間に出回るのは、イベント以外では災害被災者の支援時くらいのものですが、平時でも他の機関等に払い下げ(お裾分け?)することがあるようですね。規定等はわかりませんが、恐らく保管期限を過ぎたもの(注:賞味期限が過ぎているわけではない)でしょう。
ちなみに、米軍のMREもサープラス店等で見かけます。ただ、これは食わない方がいいと聞きます(わしは食っちゃった(^^;)。
フランス軍のレーションは、食肉メーカーの(株)鳥新かどっかが、『ラシオン』の名称で非常用食品セットとして輸入しています。フランス軍の備蓄用レーションから日本人に合うメニューを選んで箱にパッケージしたもので、AセットとBセットがあり、いずれも¥4,500(税抜)です。Gun誌で以前レポートされてましたが、美食の国フランスのレーションらしく美味との評価です。わしも入手したいと思ってるのですが、金が・・・(苦笑)
ブラック・タロン
今のところアレに勝る資料はない。
fennec
スコフィールド