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被帽付き徹甲弾の被帽というのはどういうもので、どういう効果があるんでしょうか? taka |
構造としてはWorWC弾頭のさきっぽに鉄もしくはアルミ製の帽子がぽちっとついてるのを想像していただければと。
そんなのを装甲にぶつけるとどんな状況になるのかと言うと、本来(帽子なし)だと弾のインピーダンスと装甲のインピーダンスで一気に圧力が上がる=>弾先端速度と
後端速度の速度差大=>着速によって弾芯破壊が起こるものが帽子がバッファ材となり弾芯に加えられる最初の圧力ピークが低くなる(徐々に高くなっていく)ため弾に
優しい弾着をすることが可能と。帽子はできれば鉄よりもインピーダンスが低い、もしくはやわらかい金属を使ってほしいもんです。
sorya
↑ということはAPFSDSとかも被帽にあたるものはつけてあるんですか?
あとAPFSDSではないこれらの徹甲弾は現在でも使用されてるんでしょうか?
taka
めた材料を使うのに対して、APFSDS弾ではきわめて伸びが高い材料を使っているのが普通で、被帽のある・なしでうんぬんってことはまずないでしょ。
イスラエルの弾(KE弾)がsegmented rod構造を成していて、高い侵徹長を有するという話があるんだけど、実際は触れ込みどおりの性能かなあとは思ってる。
で、APFSDS弾以外の戦車砲。今も使ってるところがあるけど、メインストリームからははずれとりますね。
sorya