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単純な疑問ですが。 バルカン砲のように銃身が回転運動をすると、発射した弾丸は狙った方向ではなく、斜めのベクトルを持って飛んで行くような気がするのですが。 何か、重大な勘違いをしているような気もしますが。よろしく、お願いします。 シゲル |
- いや。照準器で補正しているんだから狙った方向でいいでしょ(笑)
弾の出始めは違うと思うけど。
回転砲身式は弾がバラける傾向もあるし(軽量弾ほど顕著)、砲身の回転方向に
ベクトル成分も存在するけどね。
sorya
- すなわち、飛行機の場合だったら機軸に平行にではなく、斜めに取り付けているという事ですか?
シゲル
- ひょっとして砲身が先端が少し内側を向くように角度をつけて束ねてある(円錐状というか)のはそのためでしょうか?
OR
- 質問なんですが、弾丸が銃身内を通過中は一瞬、銃身が停止しているというメカニズムが組み込まれている可能性はありませんか?
シネマカメラや映写機のフィルム送り機構にはそういった仕掛けがあるのでふと思ったのですが。
はしもっちゃn
- >4.
いや、それだとあの発射速度は実現できないですよね。ある銃身内を弾丸が通過中も
他の銃身では、撃発、排莢などのプロセスが同時進行していることで高い発射速度を
実現しているのがバルカン砲ですから。思慮のない書き込み、失礼しました。
はしもっちゃん
- ちょっと計算してみました…
6000rpm/6銃身=1000rpm=16.7rps
一周に要する時間 t=0.06sec
半径 10cm とすると
円周速度=2πr/t=10.47m/sec(37.7Km/h)
M61A1 の初速 1036m/sec に対して逆タンジェントを取ると
約 0.6 度ですね。sin(0.6deg) は約 0.01 で 400m 先の水平偏差が
約 4m だから意外に大きな値ではありますが、機銃の取り付け角
ないし照準器の射線調整で吸収可能だと思います。
ささき