まず１ですが、機動隊員のハンドガン携行は状況によるのではないでしょうか。
　60〜70年代の安保闘争華やかなりし頃、ゲバ棒と石と火炎瓶とヘルメットで武装した学生軍団を相手に、機動隊はジュラルミン盾とガス銃と警棒＆警杖で対抗しました。
　昭和27年５月１日に、皇居前広場でメーデーが暴動化する事件があったとき、鎮圧に当たった警官隊がハンドガンを発砲し、死者２名と多数の死傷者が出ました（『血のメーデー』として有名な事件です）。この事件以降、警察は暴動鎮圧にガス銃は使ってもハンドガンを持ち出したことはなかったと思います。

　続いて２。機動隊が使用している盾はジュラルミン製だそうです（詳細は不明）。アルミは意外に耐弾性がある金属ですが、機動隊のジュラルミン盾がどの程度まで銃弾に耐えられるかはわかりません。

　最後に３ですが、まともな軍事訓練を受けているテロリストや特殊部隊員の類に、警察の機動隊が立ち向かって勝てる可能性は低いでしょう。
『敵＝殲滅』を主眼とする軍事組織と、『犯人＝原則逮捕』が前提である警察とでは、組織の性格も、受けている教育や訓練もまったく異なるからです。
　対テロリスト作戦を担当するSATであれば話は別かもしれませんが・・・
ブラック・タロン

>>ブラック・タロン氏
昔のはトカで抜けるどころか、後ろにいるＫ官まで深刻なダメージを負うよ。
最近のは対応済みだけど。
最初はポリカでつくろうとしたんだが、トカ対応にしようとすると汎用材だと5cm
くらい無いとヤバげなんでどうしようとかなんか言ってた＠警察と共同研究してた某大学


sorya

前にＴＶでマル暴の刑事が十数キロはあろうトカレフ対応防弾チョッキを着けているのを見ましたから、機動隊員も同様の装備をしているんでしょうね。

ＳＡＴはやっぱりＳＡＳの小銃弾対応ボディアーマーなんでしょうか？(ＳＡＳは関係ないかな。)
ガンヘッド

１について　機動隊員は原則として警備活動時には銃器を携帯しません。
その主要な理由はデモ隊等に銃器を奪われないためです。
ブラック・タロンさんがあげられた『血のメーデー事件』で、警察官がデモ隊に「拳銃を奪われないため」発砲したことが、このような方針の理由になっています。デモ警備に随伴する公安関係の私服警察官も同様の理由で銃器は携帯しません。



カンタニャック

　確か、相手が拳銃を持っていた時はジェラルミンの盾を２重にして対処すると何かで読んだ記憶があるのですが……。
tomo

>ジェラルミンの盾を２重にして対処すると

それって浅間山山荘事件の時ではないですか？

ガンヘッド

↑作品内でも「浅間山荘のときにライフルに対抗して2枚重ねにした。今回は軍用銃の可能性を考慮して3枚だ」とハッパをかけるシーンがありました。
こてらじ

　私が聞いた範囲では，日本の公安関係は銃器の管理厳しくて，普段携行しない職にある人の銃は保管庫にあるそうです．で，−聞いた話ですが−この保管庫は扉を開けると閉めるまで警報が鳴りっぱなしだそうです．
　つまり，パトレイバーで南雲さんが保管庫を開け，銃を取り出すシーンについては，関係者によると「現実に合ってない」そうです．風聞なので，本職の方，正しいかどうか教えて下さい．
となりの大トロ