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二次大戦時の英軍の火砲は、一般に砲弾重量か口径で呼称されていますが 、他国のように口径で統一されていないのはなぜですか。 また、呼称を決める際の基準のようなものがあるならば、それも教えて下さい。 せらぴす |
- つーか、元々イギリスでは、火砲の口径を『その火砲が発射できる砲弾の重さ』(例:8ポンド砲=重さ8ポンドの砲弾を発射できる口径の砲)で表すのが一般的だったようです。
中空でない球形の砲弾なら、材質が同じである限り、砲弾の重さが決まればその直径も一定となり、それを発射する砲身の内径も一定になるという理屈です。
昔の日本でも、火縄銃の口径は、その銃が発射する弾丸の重さで表され、○匁筒という風に呼ばれていました(例:十匁筒=重さ10匁の弾丸を撃つ銃)。
ちなみに、現在では火砲の口径表記はインチまたはミリ表記となりましたが、ショットガンでは『ゲージ(番径)』として重量による口径表記が今も使われています。これは、重さ1ポンドの弾を発射する銃身を1番ゲージとし、1/2ポンドを2番、1/4ポンドを4番という風に表します。現在ショットガンの番径としてもっとも普及している12ゲージは、1/12ポンド銃というわけです。数字が大きくなるほど口径は細くなっていきます。
ブラック・タロン
- 大体の対応関係は 1.5ポンド=37mm, 2ポンド=47mm, 6ポンド=57mm, 17ポンド=76mm です。
ささき
- >2
3ポンド:47mm
12ポンド、24ポンドとかの76mm砲も存在します
37mmポンポンは1ポンドだったっけ?
20世紀初頭の巡洋艦が搭載した191mm砲は通称200ポンドだったとか
鉄砲とかで22口径とかと呼ぶように
昔からの伝統なんでしょうね
SUDO