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531 二次大戦時の英軍の火砲は、一般に砲弾重量か口径で呼称されていますが
、他国のように口径で統一されていないのはなぜですか。
また、呼称を決める際の基準のようなものがあるならば、それも教えて下さい。
せらぴす

  1.  つーか、元々イギリスでは、火砲の口径を『その火砲が発射できる砲弾の重さ』(例:8ポンド砲=重さ8ポンドの砲弾を発射できる口径の砲)で表すのが一般的だったようです。
     中空でない球形の砲弾なら、材質が同じである限り、砲弾の重さが決まればその直径も一定となり、それを発射する砲身の内径も一定になるという理屈です。
     昔の日本でも、火縄銃の口径は、その銃が発射する弾丸の重さで表され、○匁筒という風に呼ばれていました(例:十匁筒=重さ10匁の弾丸を撃つ銃)。

     ちなみに、現在では火砲の口径表記はインチまたはミリ表記となりましたが、ショットガンでは『ゲージ(番径)』として重量による口径表記が今も使われています。これは、重さ1ポンドの弾を発射する銃身を1番ゲージとし、1/2ポンドを2番、1/4ポンドを4番という風に表します。現在ショットガンの番径としてもっとも普及している12ゲージは、1/12ポンド銃というわけです。数字が大きくなるほど口径は細くなっていきます。
    ブラック・タロン

  2. 大体の対応関係は 1.5ポンド=37mm, 2ポンド=47mm, 6ポンド=57mm, 17ポンド=76mm です。
    ささき

  3. >2
    3ポンド:47mm
    12ポンド、24ポンドとかの76mm砲も存在します
    37mmポンポンは1ポンドだったっけ?
    20世紀初頭の巡洋艦が搭載した191mm砲は通称200ポンドだったとか

    鉄砲とかで22口径とかと呼ぶように
    昔からの伝統なんでしょうね

    SUDO


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