構造が複雑で分解組み立てが面倒という評価は64式小銃の方では？（笑）

　先日善通寺でやっと89式小銃に触る機会を得ました（注：わしは民間人です）。ボルトを引いたりしてみましたが、ボルト・フェイス辺りはM16系とそんなに変わらない感じです。
　目の前でレシーバーを開けてくれたんですが、見た感じ分解組み立てはしやすそうです。重量およびバランスは、64式と一緒に比較できなかったので、まぁこんなところかなという印象です（どんなや）。
　64式と違い照準器が折り畳みじゃないのと、引き回し式でないセレクターは、それだけで充分操作性の向上に繋がってます（笑）。問題点はセレクターが右側面にあることでしょうか。
　個人的には、89式小銃は、高価＆実戦経験が反映されていない（されるわけがないが）が、ハードウェア自体は充分世界水準に達していると評価してます。
　ちなみに持っていた隊員の評価は、「（64式と比べて作動音等が）オモチャ」だけど「よく当たる」とのことでした。
ブラック・タロン

たしか以前「小火器読本」という本で見たんですが、その中に６４式小銃や８９式小銃のできるまでを、結構詳しく書いてあって、

＞構造が複雑なため分解組み立てが困難、銃の重量バランスが悪い、瞬間的発射(？)の命中率が低いなどとありました

と、書いてあったので、実際使っている人に使い心地を聞きたかったのです。
試作段階で、セミオート、フルオートに加えて３点バーストまで組み込んだため、機構が複雑になりすぎて分解組み立てが困難という事になったそうです。
その後、３点バーストのシステムをモジュール化して、モジュールごと取り外しできるようにしたそうです。



ガンヘッド