SATに関しては、オープンになっていることが少なく、推測の域を出ない事も多いんですが、狙撃用にホーワ製のボルトアクションライフル、突入用にH&KのMP5とベレッタ製のオートマチックライフル、バックアップ用にH&KのP7M8とニューナンブの３インチを装備していると聞いたことがあります。SATのモデルになったドイツのGSG-9、フランスのGIGNの装備や戦術が大きく影響しているとすれば（両者とも警察系の対テロ部隊）これらの銃が主装備として採用されている可能性は少なくないとおもいます。
Rafale

　SATが装備するMP5は、他国の特殊部隊の例に漏れず、スタンダード・モデル（MP5A3？）とサイレンサー・モデル（MP5SD3？）の２種あるようです。
　また、ショットガンとしてモスバーグM500を装備しているという話です。

　ちなみに、過去の事件でSATが本格的に出動した事件は、1979年の三菱銀行大阪支店人質籠城事件だけという話です。1996年の函館全日空機ハイジャック事件や今年の西鉄バスジャック事件でもSATの存在が取りざたされましたが、両事件ともSATは技術的・戦術的指導のみで、実際の対処は各管轄県警の機動隊や特殊犯捜査係等が担当したというのが実際と聞きます。
ブラック・タロン

　ＳＡＴの装備しているのはサブマシンガンとしてH&KMP-5SD系、拳銃は基本的にはニューナンブM60（銃身長は不明）、ショットガンはたしかポンプアクションの十二番口径のモスバーグ、狙撃銃は各都道府県警の装備しているものと同じです。
その他には、ＮＥＣ製の暗視照準装置、スタングレネード、旧型の自衛隊の鉄帽かケプラー製の新型ヘルメットを装備しています。
スコフィールド