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自衛隊やスイス陸軍などで採用されている、SIG P220ですが、 何故、それよりも装弾数の多い、P226を採用しなかったのでしょうか? やっぱり価格が問題だったのですか? ROCK |
P226ってもうありましたっけ?
まぐまぐマグロ
ROCK
してもしょうがないというわけです。(笑)
鈴木
ROCK
P220が完成したのは1976年です。P226がいつ頃発表されたのかはデータが手元になく不明なのですが、自衛隊の新制式ピストル選定にP226が挙がらなかった理由はわかりません。時期的に間に合わなかったとも、防衛庁側が興味を示さなかったとも解釈できます。
P226とP220(自衛隊仕様)を比較すると、装弾数や操作性ではP226にアドバンテージがあります。しかし、P226は複列マガジンを使用するだけに、どうしても重くなります(グリッピングはそんなに悪くないと個人的には思う)。
単列マガジンだが軽量なP220か、重いが装弾数の多いP226か、これははっきり言って軍用ピストルに対する考え方の問題となります。
現代軍では特殊部隊等を除き、ピストルは護身用としての役割すら果たせなくなりつつあります。西側の大多数の国は、少しでも攻撃力を稼ぎたいのかピストルの多装弾化に走りました。一方、東側各国は、兵士の負担にならない必要最低限の性能を備えた中型ピストル(マカロフ等)を採用しました。
スイス軍がP220を採用したのは、国外に展開しない専守防衛軍であるが故に、無理に攻撃力の強いピストルを装備する必要はないという判断があるように思います。日本の自衛隊も専守防衛を旨とする組織であることを考えれば、P220の採用は決して間違いではないといえます。
ブラック・タロン
加えてマガジンキャッチの形式も有るかと思います。
御存知かもしれませんが、自衛隊ではマガジン一本落しただけで、
1週間の演習を中止にして全部隊で捜索するなんてことがあります。
1911のプッシュボタン式だとたまに、マガジンが落っこちたりしますが、
(自分もサバゲでたまにやります。)220のグリップ下キャッチ式なら、
これが防げるからではないでしょうか。
しゅがーれす
tomo
如水
な人間に向いた大きさだと言うわけではありません。小峰氏の発言には疑問を持っ
ています。
R
SHI
意外にもP220が一番 uncomfortable です。
私は手がでかいほうで、したがって指も長いほうなん
ですが、それでもP220はどうも楽じゃありません。
社会人やってるとしばしば(というかしょっちゅう)出くわす
事態ですが、当初の志とはどういうわけか全く正反対な結論が
最終判断として正式採用される、という典型なのではないかなー、
なんて勝手に想像してます。
大体どういう機種が選定候補になるかなんてのは、そのときの
担当者の意見(というのはその担当者の当時の知識とか、嗜好
(プロフェッショナルな意味で、です、無論))に大きく左右
されるものでしょうから、我々レベルにすれば「なんで!?」
てな結論が出来することは十分ありえるんじゃないかなあ。
大人の事情とか、その他いろいろ要因ってのもあるだろうし。
satoski
ささき
もっとも、グリップの握り心地云々は持った人の印象次第ですから。僕は陸自の駐屯地イベントで9mm拳銃(P220)を手にする機会がありましたが、そんなに握り心地が悪いという印象は感じませんでした。また今度機会があれば手にしてみたいと思っています。
ブラック・タロン
国産のニューナンブM57A1、FN HP、FN 140DA、SIG P220等が候補として検討され、〜〜
ブラック・タロン氏の回答がほとんど当たっているようです。そのものズバリ!!
陸○自○隊(陸幕武器制定班とか何とか難しい名前のところ)にて時期拳銃のトライアルに際し、
上記の種類の拳銃を選定しました。 その当時、(昭和54〜56年にかけての頃)、
コマーシャルベースでは SIG P226の存在は知られておりませんでした。
陸幕の要求(仕様書)では、
9X19mm弾(9mmPara)を使用の事。
小型、軽量の事、命中率が良好の事、 等でした。
驚く事に、頭初はダブルアクション機構の要求は有りませんでした。
トライアルテストの結果、総合判定、特に軽量で、かつ命中率が格段に良好なP220が
決定された。
−−−−と聞いております。(もっとも、小型にはならなかった様ですが!)
実際、P220はスライドは2.0tぐらいのスチール材のプレス&溶接構造。
本体フレームはアルミ製(鍛造品)で構成されており、約830gと軽量です。
1911A1ガバ 1100g、ブローニングHP 990g、ワルサーP38 960g
と 他の.45や9mmPara軍用拳銃より2割近く軽い物となっています。
そして、常に銃身の一部がスライドのエジェクションポートと強く噛み合って、銃身の
ガタツキが無く、9mmPara拳銃中最も良好な命中率を出す要因となっているそうです。
奇跡の発動機?誉
奇跡の発動機?誉