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弾丸の初速はどうやって測るのですか? 21円 |
最初の実用的なクロノグラフは、銅線と電磁石とナイフ状の刃を組み合わせたブーランジェ弾速器(1870年代)です。距離を置いて設置した2つの刃&電磁石付き銅線を銃弾で切断して落下させ、それぞれの落下跡の距離と落下時間から弾速を割り出すというものでした。
その後、電子技術の発達に伴い、真空管、トランジスタ、ICを利用した電子式となり、測定方法も銅線や回路を銃弾で切断する方法から光センサーを通過させる方法へと変わっています。モデルによっては発射弾数、平均、高低、標準偏差まで即時に表示されるようになっており、高価だった値段もアマチュアに手の届きやすいレベルになっています。
ちなみに、『初速』とは銃弾が銃口から出た段階での速度という意味合いですが、理論的に弾速が最大となるのは、銃口直後ではなく若干先の位置(数十cm〜数m)です。アメリカでは、初速は銃口から15フィート(約4.6m)離れた位置で測定したデータに基づいています。これより内側で測定してもさほど違いはないという理屈です。
<参考資料:GUN用語事典(国際出版刊)>
ブラック・タロン
SHI
SHI
最新の奴は超音波スクリーン式ざんす。戦車砲にも適用できる優れもの。
たかいけどねー。
原理は超音波の仮想的を構築して、その的をとおった時の周波数変化、
的間の時間差から速度を計測するんだけど。
光電管式は、計測の信頼性と精度から、ウチらはあまり用いないね。
計測誤差コンマゼロん%以下とかの領域計測になれば特に。
まだ電磁石式のほうが燃焼ガスの影響を受けない分だけナンボかましくらい。本当に絶対誤差を減らしたいんだったら、加速度干渉計使う手もあるけど、セッティングに2時間掛かるからいやだ。
sorya