日本特殊鋼同資会社が陸軍省、技本の許可を受けて昭和14年に試作した試製高射兼対戦車砲(機関砲)を海軍が買い上げようとして、交渉したことがあります。いつなのかは不明ですが、価格の面で折り合わず、採用されませんでした。 次いで、開戦後、鹵獲したボフォース40mm機銃を採用。この影響で、量産準備の進んでいた陸軍の一式(ラ式)高射機関砲もこれに移行されることになります。が、結局量産に移る前に終戦になってしまいます。 tomo