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現在、旧ソビエトの対戦車ライフル「PTRS1941」について調べているのですが、何か良い資料をご存知ありませんか? 他にも対物・対戦車ライフルの専門書が有りましたら、お知らせください。 kensuke |
あまり資料にはならないと思いますが、アニメ『ルパン3世 カリオストロの城』で、次元大介がPTRS1941を使用しております。
その他対戦車ライフル&アンチ・マテリアル・ライフルの資料ですが、現代製品中心であれば、徳間文庫刊の『最新軍用ライフル図鑑』(床井雅美著)がよろしいかと思います。各国のアサルト・ライフルやスナイパー・ライフルとともにアンチ・マテリアル・ライフルが収録されています。
ブラック・タロン
弾倉容量は5発、弾倉へはクリップを用いて給弾します。
全長2140mm、銃身長1227mm、初速1005m/s、2脚含む本体重量20.8kg、
垂直に立てられた防弾鋼板に対する貫徹性は、
距離100m / 40mm, 距離300m / 35mm, 距離500m / 30mm とされ、
射程1500mでなお15mmの防弾鋼板を貫徹するとしています。
有名なSKSライフルはPTRS-41の設計を基に7.62mm x 39mm用にスケールダウン
したものと言われています。
みなと
Know your Antitank Rifles、 Edward J.Hoffschmidt 著
という本があります。イギリスとドイツの対戦車ライフルが中心の、ユーザー
マニュアル的な著作でしたがPTRS-41に関する記述があったかどうか、うろ覚え
です。ともかく、対戦車ライフル一般については良い資料です。
現在絶版ですが、ひょっとしたら渋谷のアルバンなどには在庫があるかも
しれません。
より専門的には、独語となってしまいますが ”Waffen Review”シリーズに
PzB-784(r) ((PTRS-41に割り当てられた鹵獲兵器用のディジグネ―ション))
を取り上げた記事があったのではないかと思います。
あたってみてください。
みなと
PTRS-41の実物は、土浦の自衛隊武器学校で展示されていたのでは
ないでしょうか。(古い記憶なので現在はどうか確信はもてませんが...)
みなと
私も「ソ連製、口径14.5mm、半自動式、カリ城で次元が使用(調べている理由は実はこれ)」ぐらいはネットでも調べられたのですが、資料になるとさっぱりでした。今度資料を探しにアルバンへ行ってきます。
そういえば「シカゴレジメンタル」という無可動実銃のお店にPTRS1941が入荷していたので見に行こうかな・・・・でも、貧乏学生が行っても冷かし以外の何物でもないですね(笑)
kensuke
クリップ給弾でしたか。失礼〜(;^_^A
>4
確か土浦の陸自武器学校にあったと思います>PTRS1941
ノモンハン事件の時に鹵獲されたものと聞きます。一緒にPPSh41サブマシンガンもあります。
今は防大に教材として貸与されていると聞きますが。
ブラック・タロン
はい、土浦のPTRS-41の由来に関するそのお話し、僕も以前耳にしたことが
ありますが、ノモンハンは1939年の9月15日に停戦協定が締結され、一方
デクチャレフとシモノフに対戦車ライフルの開発が指示されたのは1941年6月の
ドイツ対ソ進攻の後といわれています。つまり、ノモンハンの頃には名称が示す
通り、PTRS-41という兵器は存在していなかったのです。
実家に、戦時中(43-45頃)の”科学朝日”等の雑誌が何冊か残っていますが、
非常に印象的だったのは、時事報・技術報を問わず情報源としてソ連経由のものが
多いことでした。土浦のPTRS-41は40〜45年の日ソ小康期の置き土産なのでしょう
か? ちょっと気になります。
(45年のソ連対日参戦後の捕獲や、朝鮮戦争時の米軍の捕獲品といったあまり
面白みの無い経緯なのかもしれませんが)
> そういえば「シカゴレジメンタル」という無可動実銃のお店にPTRS1941が入荷し> ていたので見に行こうかな・・・・
何度かお邪魔したことがありますが、素晴らしいところですね。
資料についても相談されてみては?
みなと
ソ連軍対戦車ライフルについて書かれています。
KI-100