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火炎瓶は対戦車戦の最後の手段のように使われますが、現代の戦車や装甲車両にも 効果があるんでしょうか?また戦車に火炎瓶をぶつけるとどういう効果があるんでしょうか? taka |
当時の米戦車はガソリンエンジンが主流だったため、引火しやすかったのかも
しれませんね。
hiroto
推測ですが、以下のようなことが考えられると思います。
1.燃料への引火
2.人員の殺傷能力
3.精密部品の劣化・変形に伴う戦闘力の低下
他にあるようでしたら、どなたか補完して下さい。
勝井
あり得るのか、つまり火炎瓶の威力はそんなに大きいのか疑問です。
taka
ディーゼルの場合,ラジエターに吸い込めばラジエターがボイラーと化してオーバーヒートすると思います。ラジエターの材質にもよりますが,アルミ製だったら溶けて冷却水を失う可能性もあります。ナパーム弾のように粘着性のある燃料が付着したまま燃焼したら,相当やばいのではないでしょうか。
isi
isi
roht
セラミックを挟んだ装甲を持つ戦車のキャビンが火炎瓶でオーブンになるとは
考えにくかったんですが、転輪とかを破壊して行動不能にはできそうですね。
taka
ただ、もしかすると既に動かなくなっていた車両に火炎瓶をぶつけただけだったのかもしれないですし、そもそも火炎瓶ではなかったのかもしれないですが。(不確実な意見で申し訳ありません)
せせひわ
ですから暑いところでは有効かもしれませんね。
H・D・G
戦車だけが火炎瓶に弱いとされているのはたいへん不思議なことです。
たしかにノモンハンの戦記では、日本の歩兵の火炎瓶を用いた肉薄攻撃が大きな戦果を上げたという記述があるんですが、これは日本側の作り話なんじゃないでしょうか。ガソリンエンジンの戦車が火炎瓶攻撃に弱いのであれば、ロシア戦線で四号戦車もパンターもつぎつぎに火炎瓶攻撃の犠牲になっているはずです。
まあ、天安門事件の時には、火炎瓶で炎上した中国軍装甲車が何台かあったようですが。あんな安上がりな武器が対戦車兵器として有効だというなら、各国で正式採用されている例がもっとあるでしょう。
ともさん@2CV
時期はバトルオブブリテンの時代。サイダーなどの瓶にラテックスゴムとガソリンを入れて栓をした簡単なものです。ガソリンだけだとすぐに流れてしまうと考えて、べたべたするゴムを混ぜてみたのだそうです。まあ、この時代には、イギリス軍には槍まで装備されたという話もありますから、その程度の武器なんでしょうけど。
ともさん@2CV
まずエンジンに異常をきたすと思いますが。
辺り所が悪ければ火災になるとは考えられないでしょうか?
またノモンハンに比べて比較的涼しいソビエト戦線では
それほど戦果が無かったのもうなずけるような・・・・
H・D・G
エンジンレイアウトと冷却方式の違いが理由ではないでしょうか。
警察の装甲車はバスのような形と思いますが,この側面に火炎瓶が命中してもエンジンルームには吸い込みにくく,燃料もすぐに流れ落ちてしまうでしょう。
戦車の場合型にもよりますが
・車体後部が丸ごとエンジンルーム(ボンネット)
・防御上,下面・側面は密閉され,ボンネット上面にラジエター(又は吸気口)がある
・ここから冷却ファンで強制的に空気を吸い込む。
・よってボンネット上面に火炎瓶が落ちれば,留まり続ける火炎・燃料をもろに吸い込む。
などが考えられます。ドイツ製SX2000という不整地用トラック(ミサイルの発射台などに使われています)も運転席後部上面にラジエターとアフタークーラーがあり巨大なファンで空気を吸い込んでいますので,ここに火炎瓶が落ちたらエンジンにダメージを受けると思います。
側方・下方への防御のため弱点を車体上面に集中させ,かつそのボンネット高が低いので,目標の上に載ったとき威力を発揮する火炎瓶に弱いのではないでしょうか。
isi
ともさん@2CV
最後の手段と言われますが、随伴歩兵がいれば火炎瓶攻撃なんて絶対できない戦闘法です。ビール瓶、サイダー瓶は手榴弾ほども遠くに飛びません。
みなさん手元にRPGもなくて、(何故か)サイダー瓶とガソリンが用意されていても、これで戦車に立ち向かうのはお止しになった方がよいと思います。サイダー瓶の補給の案内があっても、断って他の対戦車火器を要求しましょう。
ともさん@2CV
問題ではないと思いますが。水さえまともに配給されないような状況ですから
対戦車砲や戦車などは要求しても無理だと思います。
それに無いよりはマシだから最後の手段なんでしょう。
たとえ効果があまり無くてもです。
H・D・G