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旧日本海軍で誘導魚雷の開発は行っていたのでしょうか。 赤外線探知の爆弾よりは見込みありそうな気がするのですが。 太 |
みたですね。
ウェーキ追尾魚雷とかもそれなりの形にはなっていた様です。
あと、誘導魚雷ではないのですが、艦底起爆魚雷も色々と開発はされていた
模様で、光の反射を用いる「有眼信管」もこの目的で使われたらしいです。
ただ、赤外線誘導爆弾(マル「ケ」でしたっけ?)も開発だけ結構進んでい
たのでは??
tackow
tomo
爆弾の先端につけて地面との距離を測るためのものだったと思うのですが。
taka
tackow
重ねて質問しますが艦底起爆魚雷について大切なファクターである魚雷の深度調整誤差は日本ではどれくらいに見積もっていたのでしょうか。 磁気信管の場合、磁場は水平方向よりも垂直方向に分布するため浅い深度で魚雷がはしると過早爆発する。(ドイツでは深度調整誤差の値を最大1.5mと見積もっていて、このことが磁気信管の開発を進める一因ともなっていました。)
マル「ケ」は比較的対抗手段を講じやすいパッシブ型の音響誘導より対抗しずらい赤外線探知誘導でしたが(固有周波数を探知する音響誘導の場合狙われている艦が速度をかえただけでロストしました)陸軍の技術関係の上層部はあまり真面目に期待していた感じではないです。 提案した本人は違いましたが。 推測ですが主に赤外線の探知距離不足からだとおもいます。 高高度から投下する予定だったので赤外線探知ができるようになる距離ではかなりの速度がついており誘導は困難。 コールタールをいれたドラム缶にむけて投下した爆弾は誘導が成功したらしいのですが群細はわかりません。 その後まったく実戦化のみこみがたたなかったことからみて余程好条件で投下したものとおもわれます。
マル「ケ」自体が特攻に対する陸軍のいいわけに近く、完成すればそれでよし、失敗しても陸軍としては特攻をおこなわないように努力だけはしたということをいいたいために開発開始したふしがあります。 その後見込み無しとしてマル「ケ」は資材優先順位をさげられますが海軍が派手に神風攻撃を宣伝し始め、陸軍はそれに対する国民の反応を見てこのまま特攻作戦を続けられると判断した頃に重なります。
太
tomo
tomo
大塚好古
ィブがパッシブかはなんとも言えませんが。
艦艇起爆装置ですが、磁気方式のものはドイツから輸入したものは、南洋では
磁気の垂直分布が少なく利用されませんでした。
代わりに、魚雷の速力で地磁気を切って誘導電流を流す方式のものが試作されて
いたようです。
その他にも、超音波方式等もあったのですが、実用化には達しなかった様です。
まぁ、航空機用には「凧」を用いたモノが実用化されたのはご存じの通りです。
マル「ケ」ですが、私は魚雷の誘導方法等と同様なレベルで終戦を迎えた(実
戦化に到達しなかった)と言う意味での書き込みですので、陸軍がどうしたとか
ははっきりいって設問とは関係無い所です。
ただ、開発の予算約1000万、関連人員部内外で約400人、というのは当時
の予算規模等から見て言い訳としては結構な規模と思うのですけれど。
tackow