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機銃の銃口についているラッパ型の消炎器は、どういう原理で働くのでしょうか? Sampon
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- 回答がないので取りあえず。
日本海軍の25mm機銃に関しては,単に発射炎を前方に収束させて射手の視線から隠して防眩するのでは無かったかと。多分射手に対して防音の効果もあるのではないでしょうか。
ちょっと気になるのは,あれがノズルとして機能してマズルブレーキなるものとは逆に反動を増加させないかという点です。発射ガスが亜音速だとあれで減速されて前方へ噴出し,効率的に推力(反動)になりそうですが。ラッパの根元径が銃口径に近いと,初速(超音速)で吹き出す発射ガスが拡散ノズルでさらに加速されて,前方に強い衝撃波が投射されるかも(反動はこの方が小さそうですが)。
isi
- 英語で”flash hider”って言ってんだからホントコだったら砲口から球状に
広がる燃焼炎を前に吹き出させることでできるラッバの影をもって”射手”
の目がくらまないよーにさせるもんじゃない?ってゆーかそれ以外の教え
は受けてない。
sorya
- 私も単に銃口火炎を隠蔽するだけかと思っていたのですが、機首によっては小穴が空いていたり、スリットが切ってあったり妙な工夫がされているんですよね。なるべく射手の目から火炎を隠すよう方向を制御しつつ、火薬ガスを早期に拡散させる目的があるのではないかと推測していますが。
ささき
- 兵頭二十八氏の「日本の陸軍歩兵兵器」によれば、この消炎器は夕暮れ以降では特に効果的であったとか。ただ、ラッパ型の消炎器はベンチェリ効果なるもののため後方反動が強化されてしまうことが戦後に知られ、今日では使われていないそうです。
tomo
- MG34やMG42では反動利用のためにわざわざベンチュリ管形状にしたという話を読んだことことがあったような。
まなかじ
- MG34&MG42の銃口部にはリコイル・ブースター(反動増幅器)が組み込まれています。反動利用式の自動銃で、作動を確実にするor発射速度を上げる、あるいはその両方のためのものです。MG34&MG42の場合は後者の目的のようです。
ブラック・タロン
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