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321 歩兵用の装備一式について教えて下さい。
特に2次大戦の頃と現代を比べて、
何が変わらなくて、
何が追加され、減らされたかなど。
後、一人分の装具って全部で何キロ位になるのでしょうか?
勝井

  1.  歩兵の戦闘用装備を大まかに分類すれば、

    ・ヘルメットおよび帽子 ・戦闘服 ・ベルトおよびサスペンダー ・弾薬ポーチ類
    ・背嚢(リュック) ・水筒 ・ガスマスク ・円ぴ(折り畳み式スコップ)
    ・コンバットブーツ(半長靴) ・銃剣 ・ライフル

     まぁざっとこんなもんですかね。あと、これに防弾ベストや雨具、防寒装備等が付いてきますか。各装具の細かな形式等は国によって違うのでパス。

     第2次大戦頃の装備と比較して変わった点と言えば、

    ・戦闘服やヘルメット、サスペンダーの材質(綿やスチールに代わってナイロンやケブラーの多用)
    ・迷彩の一般化
    ・ライフルがボルト・アクションやセミ・オートからアサルト・ライフルに変わった
    ・戦闘服の着用方法の変化(上着の裾をズボンの中に入れていたのを外に出すようになった等)

     他に何かあるかしら?(^^;;;
    ブラック・タロン

  2. ナイトスコープとか、GPS内蔵のモバイルとかも実用レベルに来てると思うんですけど、実戦配備はどうなんでしょう?
    taka

  3. ナイトスコープは軍用のみでなく、一般にも市販されていますが一部複雑な関係の製品もあります。参照→http://www.fujinon.co.jp/jp/products/optical/bn05.htm
    BUN

  4. 日本陸軍の場合、完全軍装の装具一式で約30キロということですが、銃を含むのかどうかはっきりしません。
    また、どう見ても擲弾筒手や軽機手は小銃手よりも装具が重くなるはずなのですが、よくわかりません。

    まなかじ

  5. 現在、陸上自衛隊の普通科(歩兵)では飯盒を使っているのだろうか?戦闘行動中はレーションか缶食、そうでない時は自炊車両による温かい給食が出るというから、第2次大戦頃のように飯盒で自炊なんて必要なくなったと思うが。でも、飯盒で炊く飯は旨い(失敗しなければね)。
    アリエフ

  6.  記録写真等をひっくり返しても、飯盒を腰に付けて行動してる自衛隊員は見たことないですね(笑)。

     太平洋戦争で旧日本軍が飢餓に悩まされた理由の一つとして、携行保存食糧の開発が他国に比べて遅れていたと聞きます。以前文献で旧軍の携行糧食の資料を見たことがあるので、全然なかったわけではないそうですが・・・
    ブラック・タロン

  7. ↑ 戦後米軍は「日本の陸軍で我が軍より優れているのは歩兵携行の重機関銃と携帯口糧だけである、
    と陸軍の川島主計少将に言い、携行食糧の研究書類を川島少将から借り上げて研究したそうです。
    半年後に陸軍次官の礼状を添えて川島少将に返却したそうですが。
    大塚好古

  8. 真空包装技術の発展により、長期間腐敗せず嵩張らなくて軽量しかも栄養豊富なレーションが戦闘中の携帯食糧として標準装備されたことはかなり大きな変化ではないでしょうか。第2次大戦中にも缶詰があったが、缶の重さはバカにならない。

    アリエフ


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