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今日(6月2日)の夕刊を見てびっくり。ロシアが、アメリカと共同で戦略ミサイル防衛システムを開発する用意があるとのこと。 そこで質問。アメリカにこれを受けるメリットはあるでしょうか。 また、政治的な効果は抜きにして、純粋に技術だけで見た場合、ロシアが開発に寄与できるのはどんな部分でしょうか。 tomo
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- ロシアの超音速ミサイルSS-N-22の性能に驚いたアメリカが、買い取ろうと申し出たことがあるそうです。ロシア政府が介入してご破算になったそうですが……このエピソードだけ見ても、ロシアの軍事技術が低いレベルのものじゃないことは判りますよね。
みやび
- 政治的には、ロシアの航空宇宙を中心とした技術者に仕事を与えることで、彼らがイラクだの北朝鮮だののお仕事をしなくても生活できるようにし、いわゆる「ならず者国家」の軍事技術の進歩を抑えられることがまずひとつ。
また、もし成果物が実用化されれば、ロシアよりもよっぽどアメリカに核ミサイルを打ち込んでくる可能性の高いとされる中国(個人的にはやらんと思う)や北朝鮮に対する有効な対策手段となります。
Schump
- このシステムに関係するかどうかはわからんが、ロシアのソフトウェア技術及びその基盤たる数学は結構進んでいるとか。旧ソ連時代からコンピュータのハード面では西側に比べ劣っていたが、その不利を補うためソフトに工夫を凝らしていたそうな。TMDも偵察衛星等から送られてくる非常に大量の情報を如何に高速処理するかが鍵を握るのであり、アメリカのハードとロシアのソフトが結びつけば鬼に金棒かも。
アリエフ
- 6月5日の朝日新聞を見る限りだと、米露双方の早期警戒システムの情報を共有することにより、第三国の発射する弾道ミサイルに対する早期警戒態勢を確立しようというモノのようですが
(N)
- 後の報道をみるとそのようですね。いろいろとありがとうございました。
tomo
- 間違えて、途中で送ってしまいました。
さらに、条約締結に向けての交渉のカードであったとは‥‥。国際政治って世知辛いけど、奥が深い。
tomo
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