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ジーニAAMについて教えてください かつひこ |
AIR-2「ジニー」は、Mk25原爆(爆発力1.5キロトン)を弾頭とした空対空ロケット弾です。
搭載機はF−89J「スコーピオン」、F−101B「ブードゥー」、F−106「デルタダート」だったと思います。
秋水改
アリエフ
なぜ核弾頭なのかというと、命中精度の悪さを核の
爆発力でカバーしようと言う事だそうです。
猫又本舗
ささき
…てなわけでアホらしくなってやめた、んでしたよね?
Schump
TUBO
ささき
猫又本舗
中の、「第8章 ミサイル神話の時代」の中で、「F101B ブードォー」に付いて書かれている項で、AIR-2「ジニー」について触れています。
それによると、
AIR-2「ジニー」 核弾頭付き大型ロケット
全長:約3m 直径:44cm
発射重量:376kg(約100kgがMk.25核弾頭)
速度:マッハ3 射程:2400〜9600mほど
威力:半径750m以内の機体は跡形もなく吹っ飛ぶ
生産:1956〜62年までに数千発
内、核弾頭付き実弾は約3150発、後は発射・搭載用訓練弾ATR−2
退役:1984年
となっています。
また、核弾頭付き実弾の発射テストも行われているそうです。
日時:1957年7/19
場所:ネバダ州ユッカ平地にあるネバダ・テスト・サイト
発射母機:F−89J 6時55分インディアン・スプリングス基地から発進
高度約7000mから発射。4.39秒後に地上サイトのコントロール電波
によって爆発。
爆発高度は4200m。
ネバダの空中にノウ゛ァが光り、巨大なキノコ雲が出現。キノコ雲はやがてド
ーナッツ状の雲に変化し、やがて崩れて消えていった。
この時、爆破ポイントの真下(グラウンド・ゼロ点)に5名の士官とカメラ
マン1名が待機。
1時間その場所にいる事を命じられ、全員被爆。
彼らは、「北米大陸上空で核爆発が起きても人体には無害」ということを
証明するための、「デモンストレーション」の人柱として使われた。
その後の精密検査によって、「彼らに異常は無かった」とされているが、
精密検査後の消息は明らかにされていない。
岩下 光