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どういう銃を総称してマグナムというんですか? 又世界一強い拳銃て何ですか?こち亀ではマキシンて書いてあったんですけど 自分的にはデザートイーグル50A.E.なんですけどね〜 ケイタ |
で、ほとんどそのまんまの内容の関連質問が過去ログにあったと思うけど。
まなかじ
「世界一強い」の意味も難しいところです。
1発あたりの威力で言えばデザートイーグルがかなり上位にあることは間違いないのですが、実際に射ち合いをするとなったら、わたしならベレッタF93とか、HKのVP70みたいなマシンピストルの方がいいような気もしますけど。
まなかじ
ただし銃身長の関係で発射薬が燃えきらないうちに弾がでちゃうから、効率からいくとトンプソン・コンテンダーから無煙火薬を詰めた.45-60を撃つあたりが最大威力ではなかろうかと。
Schump
これは.50A.E.何ぞ問題にしません。ライフル並みのパワーを搾り出します。
ちなみにデザートイーグルはガスオペレーションな銃なので発射ガスの一部が無駄になります。
なのでちょっと威力は低めになります。でもオートの特徴として反動がマイルドで撃ちやすいのでいいそうです。
まぐまぐマグロ
この言葉を最初に銃用語として使ったのは1920年代のイギリスで、アフリカやインドでのビッグ・ゲーム・ハンティングに使う大口径ライフル弾薬のPR名として○○マグナムと名付けられるようになりました。大きな入れ物という意味のマグナムという言葉を当てることで、薬莢の容量が大きい=発射薬がたくさん入る=強力というイメージを与えるための考案です。一方、マグナムをハンドガン用弾薬の名前に使ったのはアメリカです。
ちなみに、ライフルのマグナム弾は、薬莢の底がベルテッド(ベルトを巻いたように厚く補強されている形状)になっているものがほとんどなので、容易に見分けが付きます。
まぐまぐマグロさんがおっしゃった.454カスールを使うハンドガンとしては、米フリーダム・アームズ社のカスール454があります。装弾数5発のコルトSAAの化け物です。あと、スターム・ルガー社のスーパー・レッドホークにも.454カスールのモデルがあるほか、ブラジルのトーラス社からも.454カスールのリボルバーが出ているはずです。
なお、.454カスールは.45ロング・コルトをベースに開発されたマグナム弾ですが、間違って口径.45ロング・コルトの銃に装填しないよう、薬莢を少し長くしてあります。
世界一強いハンドガン・・・威力ということで考えると、弾・銃ともに(多少なりとも)量産されている製品に限定するなら、.454カスールのリボルバーにトドメを刺すことになるでしょう。
が、これがカスタム・メイドまで含むとなると、はっきり言って上限がありません。その気になれば、Schumpさんも触れられていますが、.460ウェザビー・マグナムや12.7mm、果ては14.5mmや20mmのボルト・アクション・ライフルの銃身とストックを短くしてピストル・グリップを付けて手動式のハンドガンにすることもできるわけです。それだと.454カスールなど足元にも及ばないでしょう。
ただし、そんな強力ライフル弾を撃つハンドガンを真面目に撃てる奴がどれだけいるかはまた別の問題ですがね(^^;;;(大笑)
ブラック・タロン
ささき
Schump
ぱっと思い浮かぶのが.22ショートぐらいですが・・・
まぐまぐマグロ
ささき
ならばそのパワーアップ版?のシュツルム・ピストルこそまさに世界最強か?(笑)
.22BBキャップ弾ですね〜>ささきさん
雷管の火力だけで弾を飛ばす室内射撃用のリム・ファイア弾です。パワーアップ版として.22CBキャップがあります。
ちなみに.22BBキャップのMEは27ft.lbs、.22CBキャップは37ft.lbs。M18”クレイモア”指向性地雷のベアリングの爆発時のエネルギーが56ft.lbsですから、両方とも大した弾じゃないですね(笑)。
ブラック・タロン
そ、そー言えばそんなのもあった気も(−−;・・・(ごそごそとGUN用語辞典を引っ張り出す)
うーむしかしクレイモアのベアリングより底威力とはなんとも(^^;
まぐまぐマグロ