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256 普通、旧式武器の保管なんかはどうしてるのでしょうか?
例えば保管場所とか、規模とか制度とか。
一番有名なのはアメリカのモスボール艦隊でしょうが。

後、保管武器に関するエピソードとかあったら、教えて下さい。
僕の知ってる範囲では、「朝鮮戦争でバズーカが火薬の劣化で使い物にならなかった」とかですが。
勝井

  1. 旧式兵器は部隊から返納されると補給廠に保管されるのが普通です。
    八九式中戦車が末期のルソン戦に登場するのは現地の補給廠に保管されていたものを
    輸送船を沈められた戦車連隊に再装備したことによります。
    船の場合は普通、退役解体まで長く係留されているものです。
    横須賀でもよく見るとそういう寂しげな艦が見られます。

    (質問文だけでツッコめる美味しい存在と化してきた最近の勝井山ですが、
    「朝鮮戦争・・・」はどうも勇み足ではないでしょうか?
    事実として裏が取れてるかというと、そうでも無いようですし、
    向う正面のSUDO親方からはどう見えましたか?)
    BUN

  2.  航空機の場合アメリカのデビスモンサンに「飛行機の墓場」こと退役航空機のモスボール場所がありますね。
    軍用機/民間機問わず色々保管されているので、綾椎日本人がカメラとともに現れ、ガラガラヘビと
    戦いつつ写真を撮っている光景が時折見かけられます。

     ところで面白い話かどうかは分かりませんが、保管されていたと言うより遺棄されていた一式戦をフランス軍が
    インドシナ紛争時に接収し、慣熟訓練に入ったもののフランス人は皆事故で壊してしまった、というのがありますね。
    大塚好古

  3. いやいや、意欲を買うべきですよ
    この朝鮮戦争だって、もしかすると、北朝鮮軍が
    大戦時のソ連向けレンドリースの「お下がり」を使った事例かもしれません
    なんか、いかにも「ありそう」に思えるでしょう?(ぉぃ
    いや、バズーカではなくて捕獲品のパンツァーシュレッケだったのかも
    考えれば考えるほど、色々な妄想に繋がりそうで
    これだけで御飯三杯は行けます
    ドンドンこの調子で勝ち星を上げて欲しいですね

    そうそう、エピソードでいうと
    湾岸で使った爆弾や砲弾の中にはかなりの年代モノも有ったそうですね
    アイオワ級戦艦の主砲弾は第二次大戦中のだったとか
    (製造してないはずだから、たぶん事実だと思う)

    そいやアイオワ級が現役復帰する時に
    記念艦のノースカロライナ、アラバマ、マサチューセッツから
    使えそうな物を剥がして持っていったとか(裏取ってない)

    アイオワ級をもういっちょう
    衝突事故を起こして艦首潰したウィスコンシンは
    未成の6番艦、ケンタッキーの艦首をくっつけて修理しましたが
    これって1956年、ケンタは10年も放置されてたんですね〜

    え、このように、ネタを幾つも出して煙に巻くとか
    誰もが知っていそうな無難なネタで誤魔化すとか
    そういった「姑息」な手法は「つまらない」ので
    次のオフの時に頭文字Bの人に虐められるので多用は危険です

    SUDO

  4. TV桟敷での観戦ですが。朝鮮戦争での例のエピソードは結構有名
    なんですが、実際のトコロはガセ臭いですね。
    60oのバズーカ、75oの無反動砲のどちらも貫通しなかった様です
    から威力が不足してたのでしょう。後に投入された89oのバズーカ
    だと貫通したみたいなんで・・・

    >2
    「デビスモンサン」とはラスベガスの近くでしょうか?
    同僚が新婚旅行でそのような場所に行った、とのたまっていたので‥‥
    takukou

  5. ↑「質問だけてツッコメる美味しい…」
    もしも〜し、もしかして、人をサカナに酒盛っちゃってませんか〜?
    勝井

  6. ↑↑アリゾナ州 Tucson(ツーソンと発音) の Davis Monthan AFB(略称 DMA) ですね。俗に骨置き場(Boneyard)として知られています。ラスベガスはアリゾナ州の北西ですが、ツーソンは南東ですから正反対です。でもまぁアメリカ全土から見たら近いと言えるかも知れません。
    ささき

  7. ↑職場の、でかい地球儀(^^;で確認しましたが。近いと言えば
    近い、遠いと言えば遠い。微妙な距離ですねぇ。
    まぁ、兵隊さん以外は徒歩じゃ行けない距離ではあるな。

    ちなみに、スクラップ置き場系の施設?は他に無いのでしょうか??
    takukou

  8. 旧ソ連はかなりの数の旧型戦車を捨てないで保管していたそうです。80年代において、まさかT34は無いだろうけど、二線級部隊からも退いたT54/55などを倉庫に格納していたのでは。航空機に比べると戦車等の装甲車両はかなり保管しやすいだろうな。ユーゴ内戦のときは、50年代頃、アメリカから旧ユーゴに軍事援助で引き渡されたM18、M36対戦車自走砲(引渡しの時点で既に中古車)が敵味方に別れて使用されていたし。
    アリエフ

  9. 忘れちゃいけない、ラスベガスの近所で飛行機の名所と言えばグランドキャニオンのサウス・リムにあるプレーンズ・オブ・フェーム分館です。昨年ドライブしたときコンステレーションやらF84が置いてあるのを見て「看板代わりか?酔狂な土産物屋があるなぁ」と思ったのですが、あそこにPofFの分館があることはすっかり忘れてました。痛恨!
    ささき

  10. ↑↑ T55は1980年代末までカテB/Cの部隊配備とは言え第一線兵器ですよ。アフガンに投入されていた
    戦車部隊の大半はT62/T55装備です。なお、1986年製作の映画「モスクワ大攻防戦」にT34/T34改造BT/T10改造KV1が
    大量に出たことからも分かるように、T34系列は1980年代においても予備/訓練用兵器として大量に保管されていました。
    (旧ソビエト映画公社がT44/54改装のTigerを放出することを夢見る大塚好古)
    大塚好古

  11. ↑トム・クランシーの小説「レッドストーム侵攻作戦」で、西側諸国ならば旧式化して耐用期限を迎えたような戦車を処分してしまうのに、ソ連軍は予備として倉庫に保管し続けるというような記述を見たことがあったもので、T54/55の中でも初期に造られ経過年数が長いものは予備として保管されていると思ったのですが。でもかなりの数が近代化改装されてアフガンで使われていたのかな?。
    アリエフ

  12. ↑ ソ連の場合直接脅威度の低い軍管区は新型装備の交付が遅れますので、脅威度の低かった中央アジアの
    軍管区では1970-80年代を通じて近代化改修されたT62/T55が第一線兵器の座を保ち続けています。
    1970年代以降に行われたT62/T55に施された改装はレーザー測距機の搭載/新型履帯の装備等で、一部の車両は
    増加装甲も施されていました。
    大塚好古


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