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日本の自衛隊の武器の高価なこと, あれ,どうにかならんもんでしょうか? だいたい同程度の性能の兵器で,主要国の何倍,てレベルでしょ? どなたか処方箋,おもちでないでしょうか? 勝井 |
無い、という見方もあると思います。
単純に言えば、なんでもかんでも国産で。という方針があるようなの
で、その影響も大きいでしょうし。輸出が出来ない影響も大きいでし
ょう。勿論、開発費の相応をメーカー側に負担させる影響もあるでし
ょうし、健全な入札制度が機能していない影響もあるでしょう。
まぁ、この辺は皆さんワタシ等足下にも及ばない論客揃いの此処故、
色々な御意見を拝聴出来ると思います(^^)
という、点では議論ボード向けですね。
takukou
日々コスト削減を考える日本の企業人は皆んなそういう順序で考えるのです。
私には単純に自衛隊の兵器の購入単価が高すぎる、といった誰でも語れる議論は「木を見て森を見ず」の類の俗論に聞こえます。
外国製兵器の採用で得る物は何か、そして冒すリスクは何なのかは慎重に考えるべき問題です。
また、中華民国が何故、経国戦闘機を開発するに至ったか等、米ソ以外の国家の開発した兵器とその背景にも注目すべきでしょう。
BUN
なんか気恥ずかしくて(苦笑)。
ともかくレスどうもです。
ここではずいぶん色々勉強させてもらってます。
勝井
(N)
航空機だってそれほどでもない
英国のファントムは倍額だったり、スイスのレオ2は10億円とか言うし
高度な技術の集合体である先端兵器は
製造能力があること開発能力があることが
改良とか、整備とかにも役立つ側面が有るので
一概に高いと批判できる物ではない部分も有ります
どっちかと言うと、それだけの潜在能力を持ちながら
全然改良をしない、特に陸上自衛隊に問題を感じます
無理して製造しても得る物が少ない分野が多く、更に旧式のまま使いつづける
そっちを何とかしろと私は言いたいな(爆)
空自はファントムを、海自もちょこちょこと艦艇を改装してますけど
なんで陸自は改良しないんだぁ〜
SUDO
「市場原理を導入すれば安くなる」という、やや楽観的な前提によっていますが、
事実上国策で開発生産しなければならなくなった現代の兵器にそのような市場原理は働くのでしょうか?
入札すれば「安く」なるのか。そもそも誰が応札できるのか。
官の採用実績は無いけれど独自に良い戦車を低価格で供給し細く長く商売を続けてきた大阪の老舗民間企業なんて有り得るのか?
誰も知らない低価格高性能の自動小銃メーカーが蒲田の町工場で営業していたりするのか?
(もちろん、あった方がいいし、面白いのです。)
BUN
「兵器」は兎も角として一般装備品(兵器扱いになるのもありますが)
だと、ご存じだと思いますが「防衛庁価格(というか役所価格)」が厳
に存在します。ウチもたまに防衛庁から仕事貰いますし、役所価格で
喰ってる会社なんで偉いことは言えませんが。その辺は「適正化」が
可能でしょうし、納入価格を下げられる要素にはなると思います。ど
れだけ下がるかは、まぁ雀の涙程度かも知れませんが。
御指摘の様に「国策」として国産の方向にあるのが価格高騰(でもな
いか)の一因があると思いますが、これを批判するのは容易いのです
が。しかし、これを放棄するのは(それこそ町工場なんかが影響を被
るのかな)もっと大事なんでしょうね。
>6
自衛隊兵器の「改良」については、大蔵省がどうの、というハナシを
聞いたことがあります。
takukou
takukou
「改良してまだまだ使えるんなら、新型いらないじゃん」
という理屈をこねるので、新型が欲しければ改良をあきらめざるを得ないからです(90式の数が買えないとなってやっと74式改が実現した経緯を想起されたし。)。
艦艇の改装はむしろ一般の役所における「建物そのまま、内装更新」に近いものと考えられているのでしょうし、航空機の場合は、戦後の航空機は艦艇並みに寿命が長く、適当な新型がすぐには出ないので改良を許さないわけにはいかないのです。
とはいえ、F-1を主翼換装して寿命延長、とか、C-1をV2500装備にして航続力改善、ぐらいのこともできないのはやっぱり悲しいですね。
Schump
陸自の”74式戦車改”が4両程度で終わったのは、改装に1億円かけた割に効果がなかったからとか・・・
ブラック・タロン
その後の余生はどこで送ってるんでしょうか?
この数じゃまともに隊伍組めませんよねぇ。
勝井
元の74式に戻されたそうです。以前、車両関係のAns.Qに同じ質問がありました。
yuji