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9mmパラベラム弾の弾頭の種類によって威力が変わると雑誌でよんだんですがどうゆう種類がありどうちがうのかおしえてください。それと映画ローニンで弾にテフロン加工をすると防弾チョッキを貫通するとロバート.デニーロがいっていたんですがそれは本当ですか教えてください。 MA− |
弾の構造は中央に弾芯(鉛など)その周囲にジャケット(銅など)で覆うという構造をしています。
通常弾頭はこの三種類があります。
1.フルメタルジャケット弾
名の通りジャケットが底以外の弾芯を完全に覆っている。
特徴:貫通力が強い。
通常軍用弾頭はすべてこのタイプ。
2.ソフト・ポイント弾
先端を切り抜いて弾芯を露出させてある。
特徴:変形しやすく、組織破壊力が高い。
3.ホロー・ポイント弾
ソフトポイント+窪み。
特徴:更に変形しやすく、組織破壊力に優れる。
頭部などに当たると致命傷になる。
次にご質問の弾頭ですが、KTW弾のことでしょう。
真鍮から削り出して整形した弾にテフロン加工を施した物で、徹甲弾みたいな物です。
あず吉
弾頭の大まかな種類についてはすでにレスをいただいている通りです。僕からはちょっと補足を。
特殊弾頭の一種として徹甲弾(AP)があります。FMJ(フル・メタル・ジャケット)では弾芯に鉛を使っていますが、徹甲弾は鉛よりも硬い金属(特殊鋼、タングステン・カーバイド等)を弾芯に使い、貫徹力を向上させています。先にレスのあったKTWも徹甲弾の一種です。
最近の軍用通常ライフル弾は、スチールと鉛を組み合わせた弾芯を備えており、一昔前の徹甲弾に近い構造と能力を持っています。
ブラック・タロン
なぜかというと、現在主流の防弾チョッキに用いている織物は2次元バスケット織であって、織構造
の横方向に対する強度(孔を広げる方向の力)は極めて弱いというのがあります。
もっとも最近の織物は紡績技術を駆使した、3次元編みになっているので、そのネガティブな性格が
減りつつありますが。
ただし、これはClassI〜II程度の防弾チョッキに限ります。
それは秘密です。