QQCCMMVVGGTT
227 |
五式小銃とは?やはり昭和20年採用の小銃ですよね?ちょっと気になったので知ってる人がいたら教えてください!! たけっち
|
- M1ガーランドをコピーして日本陸軍の 7.7x58 弾に合わせたものです。しかし原形 30-06 弾(7.62x63)の銃口エネルギー 3662J に対して 7.7x58 は 2889J とローパワーなので動作不良が頻発、試作品をいじくり回しているうちに終戦になったので量産されていません。だから正式には「試製五式小銃」です。白浜のゼロパークには旧嵐山博物館所蔵の試製五式小銃が展示されているそうです。
ささき
- あれは五式ではなくて、鷲野製作所で作られた四式海軍銃ではありませんか?
BUN
- 昔、「幻の自動小銃」という本があって、中身は読んでいなかったのですが、この本で話題になっていたのは、このご質問の銃ではないのでしょうか?
Sampon
- 占領軍がTYPE5とした為に五式小銃、または尾鰭がついて試製5式小銃と呼ばれ始めたものの、実際は四式海軍銃として発注されたもの、作動不良の為実戦には不使用というのが正体のはずですが・・・。鷲野製作所の話等は確かに「幻の自動小銃」(64式のこと。設計者が綴った日本小銃史。)にもあったと思います。
BUN
- BUN様、私の横レスにも回答ありがとうございました。四式中戦車の車体にもペンキでTYPE 5と書いていった連中ですからね・・・それを真に受ける日本人が情けない。
Sampon
- 訂正ありがとうございます。私の調べた範囲ではすべて「陸軍試製五式小銃」と紹介されていたのですっかり勘違いしていました。
ささき
- 「幻の自動小銃」の著者、津野瀬 光男氏のその後の著作「火器開発裏面史」の表カバーはあまりに堂々としていて私も今日まで気がつきませんでしたが、
四式
6
横19−10
と刻印が大きく写った四式海軍銃のクローズアップ写真でした。この本はまだ出回っているはず。
BUN
- 正確には『4式小銃』ですね。
すでにレスをいただいているとおり、アメリカのM1ライフル(ガーランド)をコピーし旧日本軍の7.7mmx58弾薬に合わせたものです。オリジナルのM1ライフルでは.30-06弾8発をクリップにまとめて装填する方式ですが、4式小銃は装弾数を10発とし、クリップを使わずバラで装填できるように改められています。
海軍陸戦隊向けの装備として、1944年に愛知県の民間メーカーで試作され、海軍が4式の制式名を与えています。翌45年から250挺ほどが試験量産されたが、実戦投入には間に合わず終戦となったようです。
B・T
Back