QQCCMMVVGGTT
220 |
英国陸軍の制式ライフル30万丁が欠陥品で全部手直し、という話を聞きました。また空軍のトーネ−ドもシステムの不備で手直しだそうです。どっちも最新鋭というわけではないらしいのにいったい何事なんでしょうか? SHI
|
- 工業製品にはよくあることです。
私の勤め先の製品にもそういうことがあり、全数、現地へ出向き対応したことがあります。
実は今現在も辛い状況です。責任とか義務とか、理想とか、大和魂とかが無ければ対応し切れませんが、とにかく、あるんだ、そういう事は。
BUN
- F4ファントムIIも、隠れた欠陥が見つかったりして米軍が全機運用停止ということが過去何回かありました。日本など他の使用国にも影響を及ぼすこともあるし。自動車と同様、リコールはどの機種にも生じうることではないでしょうか。
アリエフ
- 英陸軍制式小銃L85は当初から作動に不安があり、評判はよくなかったと聞きます。
(COMBATマガジンのイチロー・ナガタ氏もボロクソにこき下ろしておりましたが)
おかげでSASの連中には見向きもされず、湾岸などではM16を使用していました。
最近ついにキレた英陸軍がH&KのG3系5.56mmに変更を決定したとか聞きましたけど、
きっと湾岸の砂塵の中で動作不良が頻発したのでしょう。
まぐまぐマグロ
- L85のフィールドストリッピングマニュアルには「この時ピンが抜けるので紛失しないようベレー帽などで受けておくこと」なんて指示があって「これでも軍用ライフルか?!」と呆れましたね…。ラッチ一つで機関部丸見えのAK47、テイクダウンピン(ストッパー付き)一本抜けば中折れで開くM16と違い、分解が面倒なL85は特に湾岸で不評だったようです。
ささき
- そういえば某国の 7.62mm 自動ライフルも「勝手に倒れるストッパー無し折り畳み式サイト」という重大欠陥を長年指摘されつつも、結局 5.56mm に世代交代するまで放置していたことで有名ですね。「予算の無駄遣い」と非難されることを覚悟でリコールを実施するのは、「臭いものに蓋」で見て見ぬふりをするよりずっと正しい行いなのでは?
ささき
- 回答ありがとうございました。このことを教えてくれた軍事素人の英国人いわく、30万丁の手直しに5千万ポンド位かかるらしい、と。ということは1丁あたり日本円で3万円位、これって安いのか高いのか?
ライフルも戦闘機もない今ならフランスでもドイツでもイギリスに攻め込めるぞと言ってました。
SHI
- 3万円あればロシア製のSKSカービンが新品で買えます。でも、これは仕方ないことでしょう。原価一本10円のピンを追加するだけでも、既に配備された兵器を回収して改造を施すとなると人件費や運送料で費用が膨れ上がってしまいますから…。
ささき
Back