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219 WW2当時の高射砲、高角砲の時限信管はいつの時点から計時を
開始するのでしょうか?

たかつかさ

  1. 野戦高射砲は終戦まで火薬式の八九式、九八式尖鋭高射信管か二式高射瞬曳信管を使用していたので発射時の装薬の発火と同時に四〇秒から五〇秒燃焼したようです。機械式信管は百式機械信管があり、九九式八高以上の砲に使用されましたが過早破裂が頻発し、その後は瞬発装置付二式機械信管(三式機械信管というのかもしれません)に切り替わったとされています。大口径砲にのみ採用されているのは機械式信管のがある程度体積を取ったからではないでしょうか。これも装薬の発火時に計時を開始するものだったはずです。

    BUN

  2. 機械式信管(時計信管)というのは徹甲弾の弾底信管にちょっと似ていて、旋転による遠心力がかかって作動する物のようです。タイミングとしては砲口を出たぐらいなのかなあ、わからないです。大雑把に言えば発射した瞬間なんですけど。
    陸軍のものについてはBUNさんが書いているので海軍の方を書くと、こちらはドイツの物を参考にして服部精工舎が中心になって開発したものが91式時限信管として採用されています。この分野に関しては海軍が10年ぐらい先行していた、、、というか陸軍が遅すぎるといった方がいいかもしれないですね。、、、泥縄。
    舞弥


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