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大戦末期に完成した陸軍の12センチ高射砲の陣地を、米軍がヘルポイント久我山と呼んで怖れたのは事実なのでしょうか。また、デビュー時に、いきなりB29を2機撃墜したという伝説は、米軍の記録でも確認できるのでしょうか。
KAWA
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- どうでもいいようだが15センチ高射砲でっせ、久我山のは。
あず吉
- あとで資料を見直そうと思いますが、15センチの撃墜記録は日本側にもありません。2機に対して射撃して、白煙を吐いたような吐かなかったような、といった話が撃墜2機で米軍から警報が出た、という話に膨らんでいるのです。詳しい話が聞きたければ、クドくなりますがまた書きこみましょう(笑)。
BUN
- 誰も聞きたくはないだろうけれど、資料は読み返してみるものです。15センチ高射砲の8月1日の射撃は高度8000mの敵編隊に対して行われたもので「一万mまで正確に射撃」した訳ですらありません。8000mというと、帝都防空の高射砲の主力である88mm高射砲の射撃でもカバーできる範囲でもありました。また三式12センチ高射砲は小岩、三鷹、台場、多摩川他、各所に配備されています。
BUN
- "KUGA" "150mm" "B-29" "HELL" など Altavista で様々に条件を変えて検索してみましたが、それらしい記述には全く出会いませんでした。"b-17" and "88mm" で欧州戦線の記述が十数件出てくるのとは対照的です。どうも文字どおり伝説っぽいですね。はっきり言って米軍には歯牙にもかけられていなかったのではないでしょうか。
ささき
- 米軍警報伝説の元は、「戦後、占領軍司令部マーカット将軍は、この火砲には驚いてB29の迂回作戦をとった」との当時の現場の士官の回想が元になっているのではないかと私は思っています。
BUN
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