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広島に投下された原子爆弾は「ウラニウム弾」で長崎に投下されたのは「プルトニウム弾」だそうですが、現在は「原子爆弾」=「プルトニウム弾」みたいに言われているように思います。「ウラニウム弾」はなぜ生産されないのでしょうか。なにか「プルトニウム弾」にくらべ欠点があるのでしょうか? kazu
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- 下の86番の回答にもありますが、ウラニウム原爆は貴重な濃縮ウラン(ウラン235)100%を使っており、値段が高いからです。天然のウランは235より238の方が圧倒的に多いが238の方は核分裂を起こしにくい。そのため、235と238を一緒に燃やす(核燃料再処理)するとプルトニウムができ濃縮ウランより大量にでき安い、こんな説明でいいのかな。
アリエフ
- 基本的に破壊力なんかは変わらないでしょう。ただアリエフさんの書いたとおり、ウラン(日本語ではウランが正しいのです。)だと235Uを100%まで濃縮するので、非常に高価になります。その点プルトニウムだと、使用する239Puは原子炉を運転さえすれば、238Uからいくらでもできます。なので、原料が安価に手にはいることが現在プルトニウムが分裂弾に使用されている一番の理由でしょう。
Takky
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