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原子砲(原爆を発射する大砲)を装備した部隊はあったんでしょうか?
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- 米軍が配備していた155mmや203mmの核砲弾は通常の野砲から発射できたので、(ごく初期を除いて)特別な原子砲というものが使われていたわけではないです。(N)
- ランチャー式のなら原爆専用のがあったらしいですが。(デビークロケット)(J)
- ソ連軍もS-23 180mm加農砲等の通常火砲から核砲弾を発射してますね。
- 米海軍はアイオワ級の16インチ砲用の核砲弾も装備してました(10〜15キロトン程度)が、海軍の核砲弾は1959年に退役してます(Key)
- 往年のオーロラ社製の203mmは確か「アトミックキャノン」と銘打って販売されていましたね。一般に認知された「超兵器」ではあったのでしょう。
- 米陸軍では核投射用専用の火砲としてT131原子砲を開発しMk9核砲弾と組合せて1個砲兵大隊を1950年代に西ドイツに配備しました。
- T131は口径280mm、砲架重量43トン、移動時全長26mで2台のトレーラーで牽引され初速762m/sでMk9核砲弾(280mmx138cm、弾364kg、ガンバレル型核弾頭15kt)を最大射程24kmで撃ち出せます。T131原子砲は20門製作され、Mk9核弾頭80発他に改良型のMk19核弾頭(弾重量270kg、射程30km)も生産されました。1950年代後半に射程25kmのネオスト・ジョン、同19kmのラクロスが相次いで実用化され1963年に最後のT131は退役しました。
- 「ネオスト・ジョン」ではなくて「オネスト・ジョン(Honest John)」ですね。(N)
- うろ覚えですが、80年代初め頃、アメリカが中性子爆弾(通常の原爆とは異なるが)を203ミリ砲で発射することを考えていませんでしたっけ?。ところで、中性子爆弾は生産、配備されたのだろうか?(アリエフ)
- 米で実際に配備された中性子核弾頭は「W−66(Sprint ABM 用)」「W―70、Mod3(Lance SSM 用)「W―79、Mod0(203mm 砲用)」の三種のようです。(N)
- 一度沖縄に来てみなさい。国道58号線を北上していけば、宜野湾市と北谷町の米軍
基地にわんさか置いてありますよ。例の県道越え実弾訓練してた奴。でも、コソボ
でどんぱちやってる間に北海道に持ってっちゃったな。でも、現役の大砲を野ざらしで保管するあたり、米軍ぽいな。
bulasco
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