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WW2当時のエンジンなどはよく油漏れなどに悩まされたという話を聞きますが、当時においてはシーリングは難しい技術(あるいは材料の問題か)だったのでしょうか?
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- 多分、日本においては難しい技術だったのでしょう。米英独は液冷エンジン機がいっぱい有りますし。それから、これは航空機のAns.Qにするべき質問では?(SADA)
- ↑そうかなとも思ったんですが、エンジンといっても航空機に限ったことではないと思ったのでここにしました。
- オイル漏れならグリフォンスピットの機体下面は決まって汚れています。また、稼働状態のタイガー戦車等は車体下に油たまりが出来るほどです。
- やはり材料の問題ですか?
- 加登川幸太郎氏の本だったか、この頃の戦車用ガソリンエンジンはガソリンが車内に漏れて火災を起こしやすかった、と書いてありましたが。オイルだけでなくガソリンもわずかながら漏れ出していたのでしょうか。(アリエフ)
- 耐油性・耐温性に優れる高分子プラスチックが本格的に普及したのは戦後のことですから、当時の技術で完璧なシーリングは望むべくもなかったでしょうね。ましてや大戦末期の日本は代用素材のオンパレードですから尚更だったでしょう(ささき)
- 何かの本にドイツは接着剤が悪かったけど、日本には膠があるので木製航空機が作りやすかったはずだとあったとおぼてえるんですが、実際そうなんですか?(J)
- それはまた別の質問ですが・・・、モスキートの活躍に刺激されたドイツ空軍はフォッケウルフ社に木製多用途機の開発を命じます。それがTa154で、時速700kmをたたき出すなどの高性能を出したのですが、試験飛行中に墜落します。原因は、予定していた接着剤の工場がモスキートによって破壊されたため、代用接着剤を用いたのですが、その代用接着剤が予定した強度を出せなかったためでした。こうして、ドイツのモスキート計画は終わりを告げます。
- で、膠で航空機が作れたかどうか、の方に移りますが、必要な条件は、「強度、乾燥後の重量、乾燥時間、乾燥後の耐久性」が航空機生産に適したかどうか、というごく当たり前のところにいきつきます。膠ははたしてどうだったでしょうか?(以上SADA)
- 意外な所で石油も重要なんですね。(J)
- ところで、ここでいうシーリングとはゴムパッキンのようなものを指すのでしょうか。燃料管の繋ぎ目に用いられる溶接はシーリングには入らないのでしょうか。戦車エンジンのガソリン漏れはむしろ管同士をつなぐ溶接技術に問題があったからかと思っていたもので。(アリエフ)
- ↑含むと思って結構です。(質問者)
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