簡単に言えば大規模ガス爆発みたいなもんでして（厳密にはちょっと違う）高温、爆風、そして周辺での酸素欠乏状態を引き起こすなど、放射能のない小型原爆みたいなもんです。湾岸で米軍が使用したときその閃光を見た英軍の偵察隊が「米軍が核を使ったのかと思った」とのたまったほどのすごさです。

それはアメリカが叫んでる大量破壊兵器の削減の抜け道では？

そういや「Ｎ２地雷」の正体は気化爆弾じゃないかという説もありましたね。

↑ノン ヌーク（つづりわからん）で Ｎ2 なんですか？

ノーニュークリアー（核ではない）

（切れた）という意味らしいです。

そう、核兵器ではないのなら気化爆弾じゃないかという説が出た訳です。結局、気化爆弾説も否定されてそのままにになっちゃいましたが（真面目に議論する方がバカかな、この件は）

それにしても気化爆弾って、詳細が公表されていませんね。核兵器だとかなり細かい事まで解っているのに。

「核と違って後腐れがない→安易に使用される→世界平和が危ない」と、建前はこんな所ですかね？　本音は多分「相手が持ってないと味方が安易に使っても報復されない」から（根拠無し）

別名を「貧者の原爆」と言うんだって聞いたことがあります。（ぱんてる）

↑そりゃー化学兵器のことでしょう。(N)

「貧者の原爆」と呼ばれるのはＢＣ兵器ですね。気化爆弾は私の知っている限りでは米ロしか持っていません。

気化爆弾の変わった使い方としては、効果範囲内には均等に爆圧がかかる（なにせ燃料が均等にばらまかれますので）ため、広い範囲の地面に適度の圧力をかけ、地雷を全滅させられる、というのがあるそうです。（Ｓｃｈｕｍｐ）